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バレーボール

元伊代表も「スーパースパイク!」と石川祐希を絶賛! ミラノは強豪相手に力負けも指揮官は二度の“誤審”を主張

THE DIGEST編集部

2022.11.07

ペルージャ戦では7得点を挙げた石川だが、勝利に導くことはできなかった。(C) Lega Pallavolo Serie A

ペルージャ戦では7得点を挙げた石川だが、勝利に導くことはできなかった。(C) Lega Pallavolo Serie A

 現地時間11月6日、バレーボールのイタリアリーグセリエAで2022-23シーズン前半第6節が行われ、男子日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノがシル セーフティ・ペルージャとアウエーで対戦。セットカウント0-3(24-26、22-25、18-25)で敗れ、今シーズン初の連敗を喫した。

【動画】現地解説も「まさにスーパースパイク!」石川祐希が奮闘したペルージャ戦をチェック!
 ミラノは前節のホーム戦で、途中出場の石川がチーム最多得点を挙げ奮闘したが、200cm超えを揃えるヴェローナに敗れ3勝2敗。対するペルージャは、開幕から勝点をひとつも落とさず5連勝中で、先週開催された昨シーズンのトップ4が頂点を争うスーペルコッパでも優勝を果たしたばかりだ。

 コンディションの問題で途中出場が続いていた石川は、3試合ぶりに先発出場。一方、リーグ優勝候補は、スーペルコッパ決勝で転倒により頭部を打撲した絶対的エースのウィルフレド・レオン(ポーランド)が、出場を見送った。

 第1セットはペルージャの2連続エースなどで早々に4点のビハインドを負ったミラノだったが、相手の攻撃にミスが出始めたところで、石川がライトからバックアタックを決めて同点に追いつく。僅差のまま終盤に突入し、23-22とリードを奪う。だが、ポーランド代表のアウトサイドヒッターで世界選手権銀メダルの立役者カミル・セメニュクに連続得点を決められて逆転を許し、1点差で迎えた相手のセットポイントで惜しくも石川のストレートがラインを割り、1セット目を落とした。

 序盤を優勢に進めた第2セット、幾度も訪れたリードを広げる機会を攻撃のミスやファウルなどで逃し、追う展開に。石川は相手スパイクのコースを的確に読んだポジショニングで守備を試みるが、打球の威力が勝りボールが上がらない。背番号14が一度ベンチに下がるとさらに点差が開く。再びコートへ戻り、チームを鼓舞して22-23まで追い上げる。しかし、1セット目に続き、セメニュクの連続得点が立ちはだかった。
 
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