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大好きなトゥクタミシェワからの“エール”に三原舞依が応える!GP初Vを支えた世界女王に感謝「とても光栄です」

THE DIGEST編集部

2022.11.14

トゥクタミシェワ(右)にエールをもらっていた三原(左)は、GP初優勝を飾った。(C)Getty Images

 現地11月13日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦イギリス大会の女子シングルで合計217・43点で優勝を果たした三原舞依(シスメックス)には、"心の支え"があったようだ。

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 ショートプログラム(SP)で首位発進した23歳は、フリースケーティング(FS)では、「恋は魔術師」に乗せて氷上を華麗に舞った。単独のダブルアクセルを着氷すると、3回転ルッツ‐3回転トゥループの連続ジャンプに成功。後半には3回転ルッツ‐2回転トゥループ-2回転ループのコンビネーションを決めると、演技後には小さく跳びはねるなど喜びを全身で表現した。

 シニアGPデビュー以来、初優勝を飾った三原は、「6分間練習の時はどうなるかと思いました。緊張している心と会話して、何とか落ち着かせることが出来た」と振り返り、「観客席の皆さんが温かい声援を送ってくださって、バナーもたくさん見えた。本当に最高な場所でこうして滑れて、私は幸せなんだと思って、感謝の思いで滑ることが出来ました」と喜びを語っていた。
 
 そんな彼女だが大会前に元世界女王エリザベータ・トゥクタミシェワから「GPに出場する私の友人マイ・ミハラの幸運を祈ります」とエールを受けていたと露メディア『sports.ru』が報じている。

 この応援に三原は、「エリザベータからこのような応援メッセージを頂き、とても嬉しいです。信じられない。トゥクタミシェワのファンなので、このように応援してもらえるのは、とても光栄です」と感謝を口にした。

 偉大なトゥクタミシェワからの応援を力に変えて、GP10戦目にして悲願のタイトルを手にした彼女は、初のGPファイナルへ向け、11月25日~27日に行なわれるフィンランド大会に挑む。

構成●THE DIGEST編集部

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