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マラソン・駅伝

ライバルを押しのけた走者が妨害で失格に! 大会史上最悪の“非スポーツマン行為”に運営者も唖然「恐怖を感じた」

THE DIGEST編集部

2022.11.27

ゴール前の競り合いで隣のランナーの走路を妨害した選手がいた。写真はイメージ。(C)Getty Images

ゴール前の競り合いで隣のランナーの走路を妨害した選手がいた。写真はイメージ。(C)Getty Images

 ライバルの走路を塞ぐように走行したランナーの動画がSNSに投稿され、大きな波紋を呼んでいる。

 現地時間11月24日、米国のミシガン州で『トロイ・ターキー・トロット』の10キロレースが行なわれ、4位争いをしていザビエル・サルバドールとジャック・フーバーがぶつかり合うようにフィニッシュ。その後、先着した前者に失格が言い渡された。
【動画】「非スポーツマン行為!」隣の走者を妨害する問題のシーンをチェック

 何が起きていたのか――。道路中央よりを走るサルバドールがラストスパートをかける際、右端からフーバーが追い越そうとした。だが、サルバドールは彼を前に行かせないように、ライバルの進行方向に身を乗り出すようにしてコースを死守。フィニッシュ後は右端に備え付けられたフェンスに勢いよく突撃して転倒した。

 同レースの審判を務め、コーディネーターでもあったジョージ・リーガン氏は「『5番手の選手が1人抜いて4位になるぞ』と思って見ていた。フーバーは(コースの横に流れる)川側を走っており、私はただ呆然と見るしかなかった」と米紙『Times Union』で振り返ったうえで、「視界にフーバーをとらえた4番手の選手は、彼に前を譲らないように右側に寄っていった。それを見たときには恐怖を感じた」と嘆いた。

 同紙によれば、「リーガン氏は“非スポーツマン行為”のサルバドールを失格にした。レース史上で同様の事件は記憶にない」と最悪のレースであったと悲観した。
 
 一方、処分されたサルバドールは「脚にまだ余裕があると感じていた。最後にスパートする準備が出来ていた。僕は道の真ん中を走っていたので、右側によることを選択しただけだ。彼が肩越しに見えていたし、普通のことだ」と心境を口にした。

 そして、「僕は彼の方に寄っていき始めたが、逆側に切り返すことが出来なかった」と回想したうえで、「本当に申し訳なかった。僕は彼を傷つけるつもりも、タックルするつもりもなかった」と反省の弁を述べた。

 フィニッシュラインの先には大会関係者だろうか、動画を撮影していた人もいた。危うく彼らに巻き込まれそうになっていたものの、寸前のところで逃れられた。とはいえ、大惨事を引き起こしていたかもしれない“非スポーツマン行為”は改めてアスリートが考えるべき課題であるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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