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開幕迫るGPファイナルの女子シングルを伊メディアが展望! 本命候補である坂本花織の対抗馬は?

THE DIGEST編集部

2022.12.08

優勝候補の坂本。伊メディアからも期待の声が上がっている。写真:田中研治(THE DIGEST写真部)

 現地時間12月8日からイタリア・トリノで開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル。新型コロナウイルスの影響で2020年、21年がキャンセルとなっていたが、3年ぶりの実施となる今大会は、果たしてどんな戦いが繰り広げられるだろうか。
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 開幕が直前に迫る現地6日には、伊メディア『OA Sport』が、女子シングルの展望記事を掲載。GPシリーズ第1戦のアメリカ大会を優勝している坂本花織(シスメックス)に関して、「スポットライトが当てられるだろう」と期待しつつ、「ライバルたちのレベルの高さを考えると、安らかな眠りにはつけない」などと展望した。

 まず記事内で、坂本の対抗馬に挙げられているのが、 イギリス、フィンランド大会でGP2連勝を果たし勢いのままイタリアへ乗り込む三原舞依(シスメックス)、そしてNHK杯女王のキム・イェリム(韓国)だ。なかでもイェリムに関しては、「(NHK杯で)サカモトのスコアを上回った」との説明がなされている。

 また、フランス大会で金メダルを手にしたルナ・ヘンドリックス(ベルギー)、昨季世界ジュニア選手権女王のイザボー・レビト(アメリカ)、カナダ大会を制した渡辺倫果(法政大)という存在に触れると、「何が起こるか予想するのは難しい」とコメント。さらに、勝敗を分けるポイントに関しては、次のような見解がなされた。
 
「ショート・プログラム(SP)で大きなミスを避け、その流れに乗ってフリー・スケーティング(FS)の伸びを図ることが、勝利へのカギとなる。こうした点では、どんなミスも命取りになりかねないし、さらにそれがイベントを盛り上げるスパイス、楽しみにもなり得るだろう」

 なお、女子シングルのSPは、現地時間9日(日本時間10日)に行なわれる。4年ぶりに3名が出場する女子日本勢の活躍に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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