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「大×3大好きだ」宇野昌磨のSP首位発進に海外メディアが熱狂!日本勢のGPファイナル表彰台独占に期待寄せる

THE DIGEST編集部

2022.12.09

GPファイナルSPで首位に立った宇野。初のファイナル優勝へ好発進となった。(C) Getty Images

 現地時間12月8日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが、イタリア・トリノで3年ぶりに開幕。男子ショートプログラム(SP)では、世界王者の宇野昌磨(トヨタ自動車)が、今季自己ベストの99.99点をマークし、ファイナル初制覇に向けて上々の首位スタートを切った。
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 GP第2戦のカナダ大会、第5戦のNHK杯で2連勝を飾り、ファイナルに乗り込んできた宇野。SP曲「Gravity」に乗って演技したこの日は、冒頭の4回転フリップを綺麗に降りると、続く4回転―2回転の連続トゥループ、さらに後半のトリプルアクセルも着氷し、安定感のあるスケーティングで会場を魅了してみせた。

 この内容には、海外メディアからも賛辞が続々。かつてカナダ紙『The Globe and Mail』の記者を務め、現在、スポーツジャーナリストとして活動しているベバリー・スミス氏は、「ショウマ・ウノが披露したGPフィギュアのSPが、大、大、大、大好きだ」と、自身のツイッターで反応を示している。

 加えて、「あの4回転フリップは素晴らしかった」と感嘆の声を漏らすと、「彼の上品でゆったりとした、急がない演技に心を奪われた」ともレポート。「99.99点で惜しくも100点を逃した」と大台まであと一歩だったことを伝えながらも、「ここでは、彼のコンポーネンツが群を抜いている」と絶賛していた。
 
 また、海外のフィギュアスケート専門メディア『Golden Skate』は、宇野がコーチのステファン・ランビエール氏とハグしている写真とともに、「ソリッドで力強い滑りだった!」とツイート。別の投稿では、94.86点で2位につけた山本草太(中京大)、87.07点で3位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)と一枚に収まった画像を掲載し、「SP後のトップ3だ」と呟いている。

 男子のフリースケーティング(FS)が行なわれるのは、現地時間10日。大きな存在感を放つ日本勢の表彰台独占に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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