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マラソン・駅伝

青学大の原監督が思わず“弱音”発言!? 三冠を狙う駒澤大に「うわー怖いな…」「ちょっとビビってます」【箱根駅伝】

THE DIGEST編集部

2022.12.10

3冠を目標に掲げる駒澤大。写真は大エース田澤廉(左)とスーパールーキー佐藤圭汰(右)。写真:JMPA/産経新聞社

3冠を目標に掲げる駒澤大。写真は大エース田澤廉(左)とスーパールーキー佐藤圭汰(右)。写真:JMPA/産経新聞社

 来年1月2、3日に開催される「第99回箱根駅伝」のチームエントリーが12月10日に行なわれ、全21チームが登録選手16名を確定させた。エントリー後、オンラインイベント「箱根駅伝監督トークバトル」が開催され、三冠を目指す大八木弘明監督(駒澤大)に大会連覇を目指す原晋監督(青山学院大)が探りを入れ、トークに花を咲かせた。

【PHOTO】青山学院大が大会新記録で2年ぶり6度目の優勝!第98回箱根駅伝を振り返る

 大エース田澤廉(4年)、主将の山野力(4年)や鈴木芽吹(3年)、花尾恭輔(3年)、安原太陽(3年)など最強の布陣を組んだ駒澤大。そこに勢いのある佐藤圭汰ら1年生4人を加えている。

 駒澤大の指揮官は、「往路1位、復路1位、総合1位(優勝)」を目標に掲げた。「全部取りにいかないと選手たちに申し訳ない。そういう気持ちで言わないと、選手たちが三冠を狙っているので、強気で」と自らを奮い立たせた。

「昨年と比べたら選手層は厚いし、質の高さがしっかりしている。選手は自信を持っている。それを活かしたい。指導者が強気でいかないとだめでしょう」

 そして「私が(優勝と)言うのも珍しい。3番以内が口癖だったので」と自虐すると、すかさず原監督は「大八木さんの顔の艶が非常にいいので、これは…」と反応。大八木監督は「ちょっと酒やけかもしれない(笑)」と慌てた様子で返した。
 
 そんな駒澤大に負けじと7度目の優勝を狙う原監督は、こう口にする。

「指揮官が強気でいかないと学生はついてこないので、私も『優勝』という文字を書きましたが…。よく3位と言う大八木さんが、今年は優勝と力強いコメントなので、相当自信があるんだなと。ちょっとビビってます」

「前半同じような位置で走ってたら、大八木さんの『男だろう』の声がうちの学生にも響いて、双方いいかなと」とポジティブに捉えた原氏だが、これに大八木監督は「今回はちょっとトーン下げようかなと(笑)静かにカツを入れようかなと」と冗談交じりで話した。

 長く故障に苦しみ、出雲でゴールテープを切った鈴木の状態が気になるところ。青学大の指揮官は、「鈴木くんは、何割戻ってるんですか?」と探りを入れると、「7割くらい戻ってる」とポロリと状態を明かした。これを聞いた原監督は「うわー怖いな…」とつい本音を漏らしている。

構成●THE DIGEST編集部

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