現地時間12月17日、バレーボールのイタリアリーグセリエAで2022-23シーズン後半第1節が行われ、男子日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノがトップバレー・チステルナとアウェーで対戦。セットカウント1-3(21‐25、25‐20、23-25、20-25)で黒星を喫した。
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セリエAは今節からシーズン後半へ突入。前半戦を終えて7位のミラノは、ともにコッパ・イタリア出場を決めた8位チステルナに、開幕戦でストレート負けに終わった借りを返したいところ。石川は2016(12月~)-2018シーズンを過ごした古巣との対戦に不動の先発メンバーとして出場した。
会場に轟音が響いた石川の強烈なバックアタックで1得点目を挙げたミラノだったが、その直後から3連続失点。サーブミスの頻発で点差を詰めるチャンスを逃すと、立て続けにオポジットのジャン・パトリー(フランス)とアウトサイドヒッターのミラド・エバディプール(イラン)がブロックに捕まってしまう。
それでも、石川のレフト攻撃による2得点と相手のミスで追い上げ中盤に同点とする。しかし、確率が上がってこないサーブがブレーキとなり、終盤に再度ブロックに攻撃を阻まれて1セット目を落とした。
第2セットは、現地解説者が「至高の一打」と唸った石川のクロスと相手守備を翻弄するサーブなどで流れを掴む。さらに、腰部負傷による離脱から完全復帰したミドルブロッカー、ロセル・アグスティン(アルゼンチン)のエース1本を含むサーブでブレークを重ね、リードを7点まで広げる。レセプションが乱れた終盤、5連続失点に見舞われるも逃げ切って試合を振り出しに戻した。
追う展開の第3セット、エース1本を含む石川のサーブを起点に追いつき一気に逆転する。チステルナもアタック得点ランク3位のピーター・ディリク(クロアチア)にボールを集めて応戦。一進一退で突入した終盤、石川が技ありのブロックアウトで粘り23-23とするが、ここでもサーブミスが仇となって2セット目を譲り渡した。
第4セットはいきなりチステルナのエースで幕を開けると、試合を通して攻略に苦しんだブロックがミラノの前に立ちはだかる。序盤に大量6点のリードを許すなか、激しい攻防で転倒した石川が即座にアタックを打ち切るなど3得点を挙げて気を吐く。すると、直近4連敗中の相手は流れを手放すまいとタイムアウト。
その後、ミラノは2点差まで巻き返すも、本来のリズムを取り戻すことができず再びビハインドが広がる。ミラノは終盤、ライト攻撃を決めた石川がサーブでも奮闘して3点差まで詰め寄るが、チステルナの勢いに押され最後はエバディプールの打球がラインを割って試合終了。リベンジを果たせず、8位へ後退した。
ミラノはサーブミス21、ブロック11、一方でチステルナはサーブミス12、ブロック16。パトリーとエバディプールの被ブロック数は2人合わせて13本に上ったほか、205cmのデリックに30得点(アタック22、ブロック8)を許すなど課題が残る試合となった。
石川はチーム2位の15得点(アタック13.ブロック1、エース1)を挙げると同時に、アタックでシーズン通算100得点(108得点)を記録した。現地公営放送で解説を務めた元イタリア代表ファビオ・ヴッロ氏はハイレベルなアタックを、「スウイングスピードと精密なコース取りは感嘆の一言」と絶賛。辛口コメントで知られる同氏だが、「みなぎる闘志を感じる」「際立った対応能力の持ち主」と背番号14のパフォーマンスを繰り返し称賛した。
年内最後の試合となる次戦。ミラノは日本時間12月27日午前2時開始予定の第2節で、9位ヴェロバレー・モンツァとのホーム戦に挑む。
構成●THE DIGEST編集部
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セリエAは今節からシーズン後半へ突入。前半戦を終えて7位のミラノは、ともにコッパ・イタリア出場を決めた8位チステルナに、開幕戦でストレート負けに終わった借りを返したいところ。石川は2016(12月~)-2018シーズンを過ごした古巣との対戦に不動の先発メンバーとして出場した。
会場に轟音が響いた石川の強烈なバックアタックで1得点目を挙げたミラノだったが、その直後から3連続失点。サーブミスの頻発で点差を詰めるチャンスを逃すと、立て続けにオポジットのジャン・パトリー(フランス)とアウトサイドヒッターのミラド・エバディプール(イラン)がブロックに捕まってしまう。
それでも、石川のレフト攻撃による2得点と相手のミスで追い上げ中盤に同点とする。しかし、確率が上がってこないサーブがブレーキとなり、終盤に再度ブロックに攻撃を阻まれて1セット目を落とした。
第2セットは、現地解説者が「至高の一打」と唸った石川のクロスと相手守備を翻弄するサーブなどで流れを掴む。さらに、腰部負傷による離脱から完全復帰したミドルブロッカー、ロセル・アグスティン(アルゼンチン)のエース1本を含むサーブでブレークを重ね、リードを7点まで広げる。レセプションが乱れた終盤、5連続失点に見舞われるも逃げ切って試合を振り出しに戻した。
追う展開の第3セット、エース1本を含む石川のサーブを起点に追いつき一気に逆転する。チステルナもアタック得点ランク3位のピーター・ディリク(クロアチア)にボールを集めて応戦。一進一退で突入した終盤、石川が技ありのブロックアウトで粘り23-23とするが、ここでもサーブミスが仇となって2セット目を譲り渡した。
第4セットはいきなりチステルナのエースで幕を開けると、試合を通して攻略に苦しんだブロックがミラノの前に立ちはだかる。序盤に大量6点のリードを許すなか、激しい攻防で転倒した石川が即座にアタックを打ち切るなど3得点を挙げて気を吐く。すると、直近4連敗中の相手は流れを手放すまいとタイムアウト。
その後、ミラノは2点差まで巻き返すも、本来のリズムを取り戻すことができず再びビハインドが広がる。ミラノは終盤、ライト攻撃を決めた石川がサーブでも奮闘して3点差まで詰め寄るが、チステルナの勢いに押され最後はエバディプールの打球がラインを割って試合終了。リベンジを果たせず、8位へ後退した。
ミラノはサーブミス21、ブロック11、一方でチステルナはサーブミス12、ブロック16。パトリーとエバディプールの被ブロック数は2人合わせて13本に上ったほか、205cmのデリックに30得点(アタック22、ブロック8)を許すなど課題が残る試合となった。
石川はチーム2位の15得点(アタック13.ブロック1、エース1)を挙げると同時に、アタックでシーズン通算100得点(108得点)を記録した。現地公営放送で解説を務めた元イタリア代表ファビオ・ヴッロ氏はハイレベルなアタックを、「スウイングスピードと精密なコース取りは感嘆の一言」と絶賛。辛口コメントで知られる同氏だが、「みなぎる闘志を感じる」「際立った対応能力の持ち主」と背番号14のパフォーマンスを繰り返し称賛した。
年内最後の試合となる次戦。ミラノは日本時間12月27日午前2時開始予定の第2節で、9位ヴェロバレー・モンツァとのホーム戦に挑む。
構成●THE DIGEST編集部
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