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フィギュア

“りくりゅう”の相次ぐアクシデントに米専門誌も嘆き。SNSのトレンドには「りくりゅう」「ロストバゲージ」【全日本フィギュア】

THE DIGEST編集部

2022.12.22

ギリギリまでエントリーを試みた“りくりゅう”だったが、結局は欠場せざるを得ない状況となった。(C)Getty Images

ギリギリまでエントリーを試みた“りくりゅう”だったが、結局は欠場せざるを得ない状況となった。(C)Getty Images

 日本スケート連盟は12月22日、ペアの三浦璃来、木原龍一(木下グループ)組が全日本選手権(大阪・東和薬品RACTABドーム)を欠場すると発表した。3大会ぶりの出場を予定していた彼らを襲ったのは相次ぐトラブルだった。

【画像】「これはツラい…」飛行機の遅延に巻き込まれた“りくりゅう”。落ち込む姿をチェック

 今月上旬に行なわれたグランプリ(GP)ファイナルで優勝を飾った“りくりゅう”。カナダを練習拠点とする彼らにとって、今回の全日本選手権は凱旋演技となるはずだったのだ。だが三浦、木原をまず襲ったのは「飛行機」の大幅な遅延だった。

 SNSの投稿によれば「トロントの自宅を出てから50時間程経ちました。今はまだバンクーバーにいます」と明かしている通り、本来であれば日本に到着し、前日練習を行なう21日にまだカナダで足止めを食らっていたのだ。

 それでも「開会式には間に合いませんが、大会当日には間に合うように大阪に向かっています。どうか日本に到着できますように…!!」と望みをもって、ロビーで筋トレをするなど調整を行なっていた。

 成田空港には22日午前0時頃に到着。そして乗り継いで22日7時半頃、やっとの思いで大阪の地に降り立った。だが荷物が届かないという、さらなる新たなトラブルに見舞われた彼らは、やむを得ず欠場することを決めた。
 
 会場入りするも、氷の上に立つことすら叶わなかった本人たちは無念さを抱いている。ファンも悲しみに暮れているようで、この発表から数時間でTwitterのトレンドには「りくりゅう」「ロストバゲージ」「ロスバゲ」「全日本欠場」など彼らに関するワードが次々と入った。

 GPファイナルで完璧な舞を見せていた“りくりゅう”だけに海外専門メディアも注目していたようだ。米専門メディア『Anything GOEs』は、「リク・ミウラとリュウイチ・キハラ組はフライトの遅れとトラブルで全日本選手権を欠場する」と速報を伝えると、米専門誌『IFS Magazine』は、「航空会社にとって、乗客と荷物をつなぐのはどれだけ難しいのか?」と嘆いた。

 来年3月にさいたまスーパーアリーナで開催される世界選手権の代表選考会を兼ねた今大会。果たして“特例”は認められるのだろうか……。

構成●THE DIGEST編集部

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