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モータースポーツ

角田裕毅、ガスリーのSNS投稿で関係性に再脚光! 新たな相棒デ・フリースも「絆を深めている」一方でトスト代表が期待するのは?

THE DIGEST編集部

2023.01.17

アルファタウリでのガスリー(左)と角田のコンビの仲の良さは評判となっていた。(C) Getty Images

アルファタウリでのガスリー(左)と角田のコンビの仲の良さは評判となっていた。(C) Getty Images

 3月に開幕する2023年のF1世界選手権に向けて、各ドライバーたちはそれぞれの形で準備に励んでいる。

 F1での3年目を迎えるアルファタウリの角田裕毅も同様で、現在は長いシーズンに耐え得る体力と筋力を身につけるためのトレーニングに励んでいるようだが、今月12日にはUAEドバイに滞在し、そこでのジムで、昨季までのチームメイトであるピエール・ガスリー(アルピーヌ)と偶然にも再会したことが、ガスリーのSNSで明らかにされている。

 仲良く収まった2ショットの写真とともに、「ビックリ、ビックリ! 一流シェフにして、プロの歌手にして、将来のレストラン・オーナーにして、最大の大食漢にして、F1ドライバーでもあるユウキと今日、ジムでばったり出会った」との投稿。これに対し、角田がすかさず「最も上手なフランス語の使い手でもある」と書き込むなど、相変わらずの関係の良さを窺わせた。

【動画】いったいなぜ? 日本GPでコース上にあった回収車を回避したガスリーの走行シーン
 アメリカのスポーツ専門サイト『ESSENTIALLY SPORTS』は、「冷酷な個人主義が蔓延っているこの競技で、健全な関係を維持しているドライバーはほんのひと握りだが、そのような関係の代表的な例が、ガスリーと角田だ。2人はチームメイトとしては別れを告げたかもしれないが、それで友情が終わるわけではない。実際、フランス人ドライバーの最近のSNSでの投稿が、我々全員に希望を与えてくれるはずだ」と綴り、またこの投稿に対するファンの様々な反応を紹介している。

 ちなみに、ガスリーは新シーズンの角田や古巣アルファタウリについて、ドイツの自動車専門誌『Auto Motor und Sport』で「ユウキのF1での最初のシーズン、彼が昨季のようなパフォーマンスを発揮していれば、我々は間違いなくチャンピオンシップで5位になっていた。だからこそ、僕はアルファタウリに可能性を見出している。人材やシステムが整っているチームにとって、予算や風洞実験に関する規定の変更は、中団争いを展開する上で助けとなるはずだ。決して、下位を戦うようなチームではない」とポジティブに展望する。

 このように好関係を維持しているガスリーに対し、今季よりアルファタウリの一員となるニック・デ・フリースが角田といかなる関係を築くことになるかが気になるところだが、F1ポッドキャスト『Beyond The Grid』に出演した27歳のオランダ人ルーキーは、「我々はすでに、繋がりを持っています。2年前、我々はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と一緒にオーストリアを旅行した」と、日本人ドライバーとはすでに「絆を深めている」ことを明かし、新たなチームメイトへの印象を語った。

「ユウキがF2にいた時、僕は彼の大ファンのひとりだった。誰から見ても、彼は愉快な若者であり、率直に自分の意見を言うから、見ていて楽しい。ユウキには才能があり、非常に速い。彼とは楽しい時間を過ごせるだろうし、一緒にやれるのが楽しみだ。僕より背の低いチームメイトを持つのは初めてだが、靴のサイズは同じだ(笑)」
 
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