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モータースポーツ

角田裕毅、ガスリーのSNS投稿で関係性に再脚光! 新たな相棒デ・フリースも「絆を深めている」一方でトスト代表が期待するのは?

THE DIGEST編集部

2023.01.17

 このように日蘭コンビについても、その関係はフレンドリーなものであり、現時点では全く問題はなさそうだが、F1では先輩となる年下の角田と、レースキャリアや実績では上回る年長のF1ルーキーのどちらがリーダーになるかは、以前から話題となっている。そして、アルファタウリのフランツ・トスト代表は、シーズン中にリーダーが現われなければ、このイタリア・ファエンツァのチームが危機に陥ると、オランダのF1専門サイト『GPFANS』を通して警告した。
 
 もっとも、彼が言わんとしているのは、「アルファタウリが昨季のようにパフォーマンスに欠ける車を製造した場合、どちらのドライバーも前に出てリーダーシップを発揮するのは難しいだろう」ということで、若いドライバーとルーキーにとっては、まず「車がどれだけ優れているかが重要だ」(トスト代表)。

 その上で、「車がうまく機能すれば、ユウキはそれを正しい方法でセットアップするのに十分な経験を積んでおり、それはニックも同様だろう」と彼はドライバーに信頼を寄せ、「ドライバーのフィードバックは非常に重要であり、エンジニアが車のパフォーマンスを改善するためにどの方向に進むべきかを見つけることは非常に重要である。機能しない場合、経験の浅いドライバーで未知の車を開発することはできず、大きな問題になる」と指摘している。

 いかにデ・フリースが有能とはいえ、F1に慣れるにはある程度の時間が必要と思われるだけに、その間、角田は新車「AT04」の開発において重要な役割を担うことになるだろう。そこでリーダーとしての役割を果たし、自身やチームの飛躍に繋げられるか、期待を持って注目したい。

構成●THE DIGEST編集部
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