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格闘技・プロレス

「やばいカード」武藤敬司の引退試合に内藤指名にリツイート5000件超えの大反響! プロレスファンが「全部持っていった」と期待

THE DIGEST編集部

2023.01.22

武藤は2月21日の引退試合の相手を自身に憧れを抱く内藤哲也を電撃指名した。写真:THE DIGEST写真部

武藤は2月21日の引退試合の相手を自身に憧れを抱く内藤哲也を電撃指名した。写真:THE DIGEST写真部

“プロレスリングマスター”武藤敬司の現役ラストマッチの相手が、ついに決まった。

 1月21日に横浜アリーナで行なわれた新日本プロレスVSプロレスリング・ノアの対抗戦シングル5番勝負のメインイベント最終決戦、内藤哲也(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)と拳王(金剛)という両ユニットのリーダー対決を、武藤は解説者として試合を見守った。
【動画】「俺を思わせるような闘い方」武藤敬司が”引退試合の相手”について語った場面はこちら

 拳王の強烈な打撃に耐え続ける内藤だったが、最後は必殺のデスティーノで3カウントを奪取し、対抗戦を3勝2敗で勝ち越した。すると武藤は試合後「俺も思うところがあるんで、ちょっと行って来ます」と意味深なコメントを残し、リングに上がった。

 マイクを手に持つと「内藤!俺の引退試合の相手、来月東京ドーム。お前に決めた!熱い熱い試合をやろうぜ!」と2月21日の東京ドーム大会、“引退試合の相手”に内藤を電撃指名した。

 武藤の思わぬサプライズに会場はどよめく。武藤に憧れ、プロレスラーを志した内藤は「答えはもちろん、トランキーロ!あっせんなよ!ただ、ただ2月21日、予定空けておきますよ。今の内藤哲也を思う存分、堪能してください」と対戦を受諾。天才の舞台はついに整った。
 
 武藤は試合後、公式ツイッターを更新。内藤と対峙したお馴染みの“プロレスLOVE”ポーズの写真を添えて「引退試合の相手は内藤 お前だ!!」と投稿した。この投稿は22日午後12時現在、195.1万件を表示する大反響となっており、プロレスファンを中心にリツイートは5000件を超え、先月60歳を迎えたレスラーに熱いメッセージが続々届いている。

「やばいカード」「最高の試合楽しみにしてます!!」「ジーニアス!!!」「天龍さんは最強のオカダ選手を選んだ。武藤さんは最高の内藤選手を選んだ。最後の作品、しっかり目に焼き付けます!」「内藤さんに武藤イズムを継承させるんですね!」「11年前の1.4東京ドーム以来のシングル。楽しみにしてます」「最後ぜーーんぶ持っていきましたね。さすが武藤さん」「最後の最後までエンターテインメントの天才!」

 21日、プロレスリング・ノアは公式ツイッターに試合後の武藤のバックステージの一部を投稿。武藤は内藤について「(今日の試合を見て引退の相手に決めた?)いや筆頭の候補にはいましたよ。今日見ても内藤は強かった。ちょっと俺を思わせるような闘い方をしてるよな」と内藤を評価すると、「グレート・ムタvsSHINSUKE戦を超えようぜ!」と自身の化身であるムタと中邑真輔(米WWE)の元旦ファイト以上の試合を誓った。

 幾多の名勝負を繰り広げたプロレス界の天才が、いよいよラストランを迎える。

構成●THE DIGEST編集部

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