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格闘技・プロレス

引退カウントダウンが近づく武藤敬司。「自ずと限られるな、試合の数も」自身の歴代入場テーマ曲に想いを馳せる

THE DIGEST編集部

2022.10.20

天に向かって

天に向かって"プロレスLOVE"する武藤敬司。(C) NOAH

 10月16日のプロレスリング・ノア福岡国際センター大会で、小島聡&ニンジャ・マックとのトリオで、丸藤正道&ジャック・モリス&HAYATAと対戦した武藤は、引退前最後の福岡でもじょう舌だった。

「最後の福岡だからさ。気合は入ったんだけど、なかなか体も言う通り動かなかったりする中でね。いいとこ見せようと思ったんだけど、小島もさることながら、ニンジャっていうのがね。ああいう面白いなって目の前で見て感心してる中でね。やっぱりいいところもみせなきゃ、そういうのも大事かもしれないけど、やっぱりこういうヤツも絶対引き立てていかなかったらいけねえよななんて思いながら、ちょっと消極的な試合になったのは事実だな。ただ、それでいいと思ってんだよ。あんまり引いていく身のヤツが出しゃばってもしょうがないからさ」

 いつものように淡々と話す武藤。しかし、ここであることに気がつく。
 
「俺自身、きょう気がついたんだけど、引退発表してから最初の試合、ヨーロッパのファイナルカウントダウンで、次が名古屋か、アウトブレイク。きょうがトランスマジック。あと数曲しかないよな、俺の曲っていうのは。ホントはまだあるんだよ、いっぱいあるんだよ。だって台湾行ったらウーバイが俺のために作ったりしているし」

「まあまあ、日本で使ってた、それを考えたら自ずと何試合あるか決まってくるな。俺もきょう、発見したんだ、それ。入場する時に。知らなかったからよ。だから次はトライアンフだ。次たぶんトライアンフだよ、きっと」

 そう言ったところで、報道陣から次回はトライアンフに決まっていると知らされると「決まってるの?じゃあ自ずと限られるな、試合の数も。だいたいノアの趣旨がやっとわかったよ」と武藤はこれまで自身が使用して来たテーマ曲の数に合わせて、カウントダウンマッチの試合数が決められていると思っている様子。
 
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