パリ五輪シングルス代表選考レースを兼ねた卓球の全日本選手権は１月29日に閉幕。早田ひな（日本生命）は女子史上４人目、自身初となる３冠を成し遂げた。
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　今大会では張本智和（IMG）と組んだ混合ダブルス、伊藤美誠（スターツ）と組んだ女子ダブルスでも優勝した早田。最終日に行なわれた女子シングルス決勝では、木原美悠（エリートアカデミー）に２ゲームを先取されるも４ゲームを連取。逆転勝ちを収め、女王の実力を見せつけた。

　この22歳の快進撃には、中国のポータルメディア『捜狐』も熱視線を送っている。「ヒナ・ハヤタが３冠達成！ 超新星はミマ・イトウに代わる日本の新たな切り札となる」と名打った記事を配信し、早田を絶賛した。

　まず、同メディアは「パリ五輪での中国女子チームの主なライバルは、日本女子チームだ」と断言。「近年の日本女子卓球は、ミマ・イトウに続く優秀な選手を多く輩出している」と称えたうえで、こう続けた。

「これまでは、ミマ・イトウが中国女子卓球のナンバーワンのライバルであり続けるとの見方が強かったが、今はミマ・イトウのコンディションが良くない。多くの試合で負けており、ミマ・イトウだけが最高の選手ではないと言える。日本女子卓球では、別のエースが誕生した。彼女の名前はヒナ・ハヤタだ」
  　さらに、同メディアは早田を「スーパースター」とも呼んでおり、いかに彼女への注目度が高いかがよく分かる。日本だけでなく世界をも魅了する22歳からますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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