専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
その他

張本智和が敗戦後に見せた“紳士的振る舞い”を中国メディアが称賛!3冠ならずも「進化し続けている」と警戒

THE DIGEST編集部

2023.02.02

男子シングルスの決勝で敗戦し、3冠達成はならなかった張本。だが、試合後に見せた紳士的な振る舞いには中国メディアからも熱視線が送られた。(C) Getty Images

男子シングルスの決勝で敗戦し、3冠達成はならなかった張本。だが、試合後に見せた紳士的な振る舞いには中国メディアからも熱視線が送られた。(C) Getty Images

 パリ五輪シングルス代表選考レースを兼ねた卓球の全日本選手権(東京体育館)は1月29日に閉幕。張本智和(IMG)は森薗政崇(BOBSON)と組んだ男子ダブルス、早田ひな(日本生命)と組んだ混合ダブルスで優勝を果たした。
【画像】男子ダブルス、混合ダブルスで優勝!にっこり笑顔の張本智和をチェック

 惜しくも3冠達成とはならなかった。最終日に行なわれた男子シングルス決勝で、張本は戸上隼輔(明治大)と激突。互いに華麗なプレーを披露するも、戸上は積極的な攻めを崩さない。最後は強烈なバックハンドを打ち込まれ、ゲームカウント2-4で競り負けた。

 張本自身も3冠を目標としていただけに、敗戦後には悔しそうな表情を浮かべた。だが、そのあとの振る舞いに中国メディア『捜狐』は注目。19歳が見せた素晴らしいスポーツマンシップを称えた。

「敗北した瞬間、トモカズ・ハリモトは非常に落ち込んでいた。それでもハリモトはトガミの肩をたたいて、笑みを浮かべ、相手の優勝を祝福した」
 
 また、同メディアは張本の著しい成長にも関心を寄せており、「ハリモトは、昨年開催された世界選手権団体戦でワン・チューチン(中国)、ファン・ジェンドン(中国)を破り、強さを証明した。彼はまだ非常に若い。今も進化し続けている」とライバルへの警戒を示した。

 パリ五輪代表選考ポイントでは50点を上積みし、合計229点でトップを独走している張本。このレースは2024年の全日本選手権で決着する。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】張本智和との激闘後にまさかの「プロレスLOVE」全開! 全日本卓球V2の戸上隼輔、「内藤選手、棚橋選手、無事優勝できました」

【関連記事】「泣いても無駄だ!」伊藤美誠の選考レース“2位→4位”後退に中国メディアも反応!「地位が危うくなっている」

【関連記事】「ついにハヤタ時代の到来か?」早田ひなの“3冠達成”に中国メディアも警戒!「彼女を甘く見てはいけない」【全日本卓球】
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号