日本開催は初めてとなる女子ハンドボール世界選手権が、11月30日、熊本で開幕した。おりひめJAPANと親しまれるハンドボール女子日本代表(IHFランキング13位)は、開会式後の第1試合に登場。アルゼンチン代表(同29位)に24対20で勝利し、幸先の良いスタートを切った。
第1試合に先立ち、開会式はメインアリーナのパークドーム熊本で行なわれ、地元熊本の和太鼓やダンスパフォーマンス、代表国を表した着物のショーの後、宝塚歌劇団の轟悠さんが国歌を斉唱した。
おりひめJAPANは、大会直前に司令塔の横嶋彩とキャプテンの原希美という攻守の要となる2選手をケガによる離脱で欠いたものの、ウルリック・キルケリー監督が「全員がキープレイヤー」と試合前に語ったように、全員プレーで勝利をものにした。
原に代わってキャプテンを務めることになった永田しおりは、「やることはやってきた。ただ、みんな固かったので、試合前には原選手が言っていたように、笑顔笑顔って話しました。試合は悪いながらに勝てたのは良かった。自分たちの半分くらいしか力を出せていないので、課題を修正して明後日を迎えたい」と語った。
プレイヤーオブザマッチを獲得した大山真奈は、「2人の離脱はみんなが思ってること。来られなかったメンバーの想い、コートに立つ責任を持ってここに来てる」とし、満員の声援については、「たくさんの方に来ていただいて、地元開催がすごい力になる。応援を力に変えて、やるべきことをやっていきたい」と次の試合を見据えた。
大会は、参加24か国が4組に分かれ、各組上位3チームがメインラウンド(2次ラウンド)に。勝ち進んだ12チームが半分に分かれ、各組上位2チームがファイナルラウンド(準決勝)に進む。日本の第2戦は、12月2日にパークドーム熊本で行なわれるコンゴ(同42位)戦。開幕2連勝に期待がかかる。
取材・文●森本茂樹
第1試合に先立ち、開会式はメインアリーナのパークドーム熊本で行なわれ、地元熊本の和太鼓やダンスパフォーマンス、代表国を表した着物のショーの後、宝塚歌劇団の轟悠さんが国歌を斉唱した。
おりひめJAPANは、大会直前に司令塔の横嶋彩とキャプテンの原希美という攻守の要となる2選手をケガによる離脱で欠いたものの、ウルリック・キルケリー監督が「全員がキープレイヤー」と試合前に語ったように、全員プレーで勝利をものにした。
原に代わってキャプテンを務めることになった永田しおりは、「やることはやってきた。ただ、みんな固かったので、試合前には原選手が言っていたように、笑顔笑顔って話しました。試合は悪いながらに勝てたのは良かった。自分たちの半分くらいしか力を出せていないので、課題を修正して明後日を迎えたい」と語った。
プレイヤーオブザマッチを獲得した大山真奈は、「2人の離脱はみんなが思ってること。来られなかったメンバーの想い、コートに立つ責任を持ってここに来てる」とし、満員の声援については、「たくさんの方に来ていただいて、地元開催がすごい力になる。応援を力に変えて、やるべきことをやっていきたい」と次の試合を見据えた。
大会は、参加24か国が4組に分かれ、各組上位3チームがメインラウンド(2次ラウンド)に。勝ち進んだ12チームが半分に分かれ、各組上位2チームがファイナルラウンド(準決勝)に進む。日本の第2戦は、12月2日にパークドーム熊本で行なわれるコンゴ(同42位)戦。開幕2連勝に期待がかかる。
取材・文●森本茂樹