「ネリどうしようもねぇな、、」

　WBSSバンタム級初代王者の井上尚弥が、ＷＢＣ世界バンタム級タイトルマッチの計量で、体重超過で失格となったルイス・ネリをバッサリ斬った。
　
　21日の前日計量に臨んだ前WBC世界バンタム級王者のネリは、上限を１ポンド（約450グラム）オーバー。一発クリアした対戦相手の元IBF同級王者エマヌエル・ロドリゲスが試合を拒否したため、タイトルマッチはキャンセルになった。

　このニュースを聞いた井上がツイッターで怒りを露わにした。「ネリどうしようもねぇな、、また計量失格。こんな奴にゴタゴタ言われたくない。ボクシング界から追放でいい」と呆れた様子だ。

　ネリは昨年３月、山中慎介との世界戦の計量に大幅超過した体重で臨み、王座剥奪の処分を受けていた。にもかかわず、続く７月の元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ戦でも１度目の計量でオーバーした。いわば計量失格の常習犯で、井上も黙っているわけにはいかなかったようだ。
  　ネリは同階級の井上を挑発する発言を再三しており、「こんな奴にゴタゴタ言われたくない」ともらす気持ちも理解できる。

　井上のツイートにはファンの多くが同意し、「眼中にはないと思いますが、相手にしなくていいと思います」「アスリート失格ですね！」「ネリへの非難の声をはっきり発信してもらって我々ファンは嬉しいです」「完全に舐めてますね。永久追放でいいと思います」などとコメントが寄せられた。

　また、試合相手のエマヌエル・ロドリゲスが、安全を考えて試合を拒否したことについても、「ロドリゲスは毅然と拒否して良かった」「本当に英断だと思います。体重を作った本人としてはそういう想いやプライドや興行的理由を無視しても体重超過での試合強行はやるべきではないと思いますね」といった意見が寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部