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ゴルフ

渋野日向子、優勝逃して”逆転戴冠”ならず。鈴木愛が令和初の賞金女王に!

THE DIGEST編集部

2019.12.01

渋野は粘り強いゴルフを続けたが、思うようにスコアが伸びずに2位タイでフィニッシュした。(C)Getty Images

渋野は粘り強いゴルフを続けたが、思うようにスコアが伸びずに2位タイでフィニッシュした。(C)Getty Images

 女子ゴルフのツアー最終戦・LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの最終日が1日、宮崎カントリークラブで行なわれ、最年少での賞金女王を狙った渋野日向子は、通算7アンダーの2位タイでフィニッシュ。単独での2位以上という最低条件を満たせず、逆転戴冠を逃した。

 女王に輝いたのは鈴木愛だ。最終日に6バーディ2ボギーの「68」で回り、通算5アンダーで5位タイに浮上。賞金ランキングトップを守り、令和初、自身2年ぶりの賞金女王に輝いた。

 渋野は我慢のゴルフだった。
 同組で回った古江彩佳がフロント9でスコアを2つ伸ばす中、渋野はしぶとくパープレーを続けていたが、9番で2打目をバンカーに入れてしまう。さらに、3打目もひっかけ、4打目でバンカーを脱出。嫌な空気が漂った。しかし、一呼吸おいて冷静さを取り戻した21歳は、およそ1.5メートルのパーパットを沈め、なんとかこのピンチをしのいだ。
 
 雨が降り出したバック9では、10番、11番とパープレーで回り、迎えた12番で、この日初のバーディ。続く13番のロングホールでも連続バーディで7アンダーとした。だが、勢いが出てきた矢先の15番でボギーを叩いてしまい、16番、17番でもスコアは伸びず。最終18番をバーディで締めたものの、最終的に7アンダーの2位タイで大会を終えた。

 なお、最終日に猛ラッシュをかけたペ・ソンウが通算11アンダーとして、逆転で今季2勝目を挙げている。

構成●THE DIGEST編集部

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