ロシアの伝説的メダリストやスポーツ界幹部が五輪開催都市の首長の言葉に激しい憤りを見せている。
現地2月7日、パリのアンヌ・イダルゴ市長が来年のパリ五輪に際し、ロシア選手団は参加すべきでないとの立場を示した。同市長はフランスのラジオ局「アンフォ」の番組の中で、「爆弾がウクライナに降り注ぎ続けている間、何事もなかったかのように行進し、代表団をパリに派遣することは不可能だ」などと述べ、「ロシア選手の出場を望んでいない」とした。
先月には「アスリートから競争を奪うことはできない」と中立的な旗の下での参加を容認していた同市長だが、今回の発言にはロシア国内からは反発の声が上がっている。
冬季五輪のバイアスロンで4大会連続金メダルを獲得し、世界選手権でも11個の金メダルを手にしている伝説的名手、アレクサンドル・チホノフはロシア・メディア『SPORT24』の取材に応じ、「私にとってフランスは初めての五輪の地でした。かつてそこには本物のフランスがあったが、今ではゴミ捨て場だ。どうすれば気が変わるんだ? 彼女は何も考えていない」「彼女には精神科医が必要だ」などと怒りをぶつけている。
また、下院体育スポーツ委員会のドミトリー・スビシュチェフ委員長は、パリ市長を「クレイジーなおばさんだ」と呼び、「ちょうど2、3週間前に彼女はロシア人選手をオリンピックの参加者として見たいと言ったのに、態度を変えた。凄いことだ」と猛烈な批判を展開している。
パリ市長の発言には元ボクシング世界王者や、スピードスケートの元五輪王者で下院議員のスベトラーナ・ズロワも『SPORT24』の取材を通じて反発の声を上げている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「馬鹿げている!」「ボイコットも辞さない」IOCが明かした"ロシア復帰案"に五輪メダリストらも猛反発!
【関連記事】雪崩に巻き込まれて亡くなったスキー元世界王者。同伴者が「最悪の悪夢だった」と明かした直前の真相
【関連記事】米元世界王者が長野の雪崩で死亡。妻は「日本で最高の走りをしていた」と哀悼のメッセージ
現地2月7日、パリのアンヌ・イダルゴ市長が来年のパリ五輪に際し、ロシア選手団は参加すべきでないとの立場を示した。同市長はフランスのラジオ局「アンフォ」の番組の中で、「爆弾がウクライナに降り注ぎ続けている間、何事もなかったかのように行進し、代表団をパリに派遣することは不可能だ」などと述べ、「ロシア選手の出場を望んでいない」とした。
先月には「アスリートから競争を奪うことはできない」と中立的な旗の下での参加を容認していた同市長だが、今回の発言にはロシア国内からは反発の声が上がっている。
冬季五輪のバイアスロンで4大会連続金メダルを獲得し、世界選手権でも11個の金メダルを手にしている伝説的名手、アレクサンドル・チホノフはロシア・メディア『SPORT24』の取材に応じ、「私にとってフランスは初めての五輪の地でした。かつてそこには本物のフランスがあったが、今ではゴミ捨て場だ。どうすれば気が変わるんだ? 彼女は何も考えていない」「彼女には精神科医が必要だ」などと怒りをぶつけている。
また、下院体育スポーツ委員会のドミトリー・スビシュチェフ委員長は、パリ市長を「クレイジーなおばさんだ」と呼び、「ちょうど2、3週間前に彼女はロシア人選手をオリンピックの参加者として見たいと言ったのに、態度を変えた。凄いことだ」と猛烈な批判を展開している。
パリ市長の発言には元ボクシング世界王者や、スピードスケートの元五輪王者で下院議員のスベトラーナ・ズロワも『SPORT24』の取材を通じて反発の声を上げている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「馬鹿げている!」「ボイコットも辞さない」IOCが明かした"ロシア復帰案"に五輪メダリストらも猛反発!
【関連記事】雪崩に巻き込まれて亡くなったスキー元世界王者。同伴者が「最悪の悪夢だった」と明かした直前の真相
【関連記事】米元世界王者が長野の雪崩で死亡。妻は「日本で最高の走りをしていた」と哀悼のメッセージ