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食と体調管理

「できることならずっと野球を続けたい」故郷での新たな挑戦に挑む内川聖一がプロ野球界に残したものと競技人生を支える食習慣

SLUGGER編集部

2023.03.01

 プロとして活躍する方々のインタビューを通し、明日への一歩を応援する「Do My Best, Go!」。今回は横浜(現DeNA)やソフトバンク、ヤクルトでアベレージヒッターとして活躍し、クライマックス・シリーズや日本シリーズでの勝負強さから“ミスター短期決戦”の異名を持つ内川聖一選手(現九州アジアリーグ・大分Bーリンクス所属)。長く現役を続けるための食の大切さについても語ってくれた。

■学生時代について

――野球を始めたきっかけは何でしたか?

 生まれた時から父親が高校野球の監督をやっていたので、どちらかというと野球以外の選択肢がなかった感じですね。とくに両親から別に強制されたわけじゃなかったですが、逆に今思うと、あの環境で他のスポーツをやる選択はなかったという感じでした。

――大分工業高では1年の時に「骨嚢腫」で3ヶ月ぐらい入院されて、思うように野球ができなかった時期があったとのことですが、その時期に野球への思いを支えていたものは?

 野球が満足にできないという経験はあの時が初めてだったんです。だから、普通に野球ができるってありがたいんだなと改めて感じましたね。当たり前だったものが当たり前じゃなくなって、「もっときちんと野球をやらないといけないな」と感じたことが支えになったと思います。

――高校時代を今振り返ると、他にどんな思い出がありますか?

 当時は正直プロ野球選手になるよりも甲子園に行くことが目標として大きかったので、行けなかった悔しさがありました。甲子園に出られなくて『くそっ!』という思いがあってプロ入りを決断するときの大きなきっかけになりましたね。
 
■プロ入り後について

――当時は足の故障も抱えていた中で、プロ入りに不安はありませんでしたか?

 不安はなかったのですが、自信もなかったですね。1位で指名してくれる可能性がある球団がいくつかあるというのは報道で目にしていましたので『もしかしたらドラフト1位でプロに行ける実力があるのか』という感覚はありましたが、指名された時は『すげー、ドラフト1位だ』と自分のことなのに不思議と他人事みたいな感覚だったのを覚えています。

――高卒ながら開幕一軍に入って、開幕戦では代走で一軍デビューもされました。この時のことを覚えていますか?

 高卒1年目で開幕一軍なんて夢にも思っていなくて、気が付いたらそこにいたという感じで、流れに乗っていったら開幕一軍になれたという状況でした。

 そうして一軍を自分の実力でつかみ取ったわけではなかったので、だからこそレギュラーを取るまでには時間がかかってしまったんじゃないかなと思います。

――プロ初安打は翌年の中日戦で、当時のセーブ王エディ・ギャラードからでした。NPBで2000本以上放った安打のなかで最初の1本目はどんな気持ちでしたか?

 当時のギャラードは本当にスーパーピッチャーでしたよ。大差で僕らが負けていた試合展開で調整のためにギャラードが投げていて、「本物の速い球を見てこい」と代打に送り出されたのを覚えてます。

 もう本当に速くて、初球のアウトコースを見た瞬間にやばいと思って、これは振るしかないなと2球目にバットを出したら、たまたま芯に当たってライト前に飛んで行ったという感じでしたね。
 

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