WOWOWが今年も「南半球4カ国対抗戦 ザ・ラグビーチャンピオンシップ」を全試合独占放送・ライブ配信する。
同大会にはニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア、アルゼンチンの南半球の強豪4カ国が参戦し、7月8日(土)に開幕。例年はホーム&アウェーで行われるが、今年はW杯イヤーにつき“一発勝負”の全3節開催。9月8日(金)から始まるW杯に向け、大きな意味を持つ真剣勝負の場となる。
優勝候補筆頭は、3連覇を狙うニュージーランド(オールブラックス)。FLサム・ケイン主将をはじめ世界屈指のタレントが揃っており、持ち前のアタッキングラグビーは健在だ。アルゼンチンが加わり4カ国対抗戦となった2012年からの11年間(コロナ禍で南アフリカが不参加の2020年含む)で9度優勝と圧倒的な結果を出し続けている。
今年1月にエディー・ジョーンズ氏がHC(ヘッドコーチ)に就任したオーストラリア(ワラビーズ)も虎視眈々と頂点を狙う。名将によるラグビースタイルの変化と、メンバー選考がポイントになる。FLマイケル・フーパーらベテランの存在感と、若い新戦力の融合で勢力図を変える可能性は十分だ。
アルゼンチン(ロス・プーマス)も存在感を増している。前回大会は最下位ながら、ニュージーランドとオーストラリアを撃破。昨秋のオータム・ネーションズシリーズではイングランドを破るなど成長著しい。W杯では日本とプールD最終戦で激突するという点でも見逃せない。