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格闘技・プロレス

ひめかが涙の熱戦! 師匠・堀田祐美子らが集結して万感のラストマッチ「誰からも嫌われたくなくて…」

THE DIGEST編集部

2023.04.29

大勢の懐かしい顔ぶれが集ったリング。この華々しい舞台でもひめかは輝いた。写真:ブシロードファイト

大勢の懐かしい顔ぶれが集ったリング。この華々しい舞台でもひめかは輝いた。写真:ブシロードファイト

 4月28日、女子プロレス団体「wave」を、スターダムを運営しているブシロードファイトが運営するという異例の興行『JUMBO FOREVER~wave×ブシロードファイト~』が新宿FACEで開催された。

 この大会は、今月23日のスターダムの横浜アリーナ大会で舞華と引退試合を行なったひめかが語った「かつて上がっていたwaveさんのリングで試合をしたい」という希望を受けて、ブシロードファイトの原田克彦社長が、プロレスリングwaveのGAMI代表と話し合って今回の“引退スピンオフのスペシャルマッチ”大会が決定。多くの当日発表だったにもかかわらず、前売り券は完売。当日販売の立見席も完売となった。

 大会のメインイベントは、30分で何度決着しても続き、25分から1分間スローモーションになるという特別ルールのもと、30分で勝利した数が多い選手が勝利する異例の内容となった。

 割れんばかりのコールのなか、桜花由美、宮崎有妃、野崎渚、そして人間凶器として参加した「X」とともに入場したひめか。大きな注目を集めた一戦で彼女は、ポ・ラギノール(カンチョー攻撃)を狙った相手の広田さくら(旧姓)に、ジャンピングニーを叩き込みカウント3を奪取。これで1ポイントを先取する。

「30分あるから、今の調子ならあと100回くらい取られるから焦らない」と開き直った広田。その後のメインイベントはプロレスの面白さが詰まった展開となった。

 そして、清水ひかりに似た旧姓・広田清水が登場すると、ひめかに“見せ場”を作る展開となる。フェースクラッシャーを決めた清水は、「今までありがとう。みんな上がれ」と他の選手たちを呼び込み、参戦選手が次々とトレイン攻撃を開始。そして最後にGAMI代表が上がり、「ジャンボ(ひめかの愛称)、ありがとう」と叫びながら突進するも逆に蹴り飛ばされる。
 
 そしてひめかと激闘を繰り広げた世羅りさやひめかの師匠である堀田祐美子も参加。両者はエルボーや、ラリアットの打ち合いで場内を沸かせる。堀田が胴締めスリーパーをかつての愛弟子に極めたところで、旧姓・広田“ひめか”が再登場。

 がしかし、ここで25分になりスローモーションルールが発動。ひめかがスローテンポなパワーボムを放つとスローモーションの時間が終了。すかさず両者はスライディングラリアット合戦から激しく打ち合ってダウン。カウント9で立ち上がったひめかがJPコースターを放つもカウント2。ならばと、ライガー ボムを決めるがここでタイムアップ。結局、最初に1本取ったひめかが勝利した。

 試合後、ひめかは「私が引退前にwaveさんとやりたいですっていう希望がなければwaveさんと絡むこともなかったと思って…なんか悲しくなっちゃった」と涙ながらに参加選手やファンに感謝の想いを吐露。そして「誰からも嫌われたくなくて、自分で何かしたいとか、あれがしたいって言えなくて……。でも、みんなに送り出してくれたのは、嫌われずにやって来れたのかなって。今までありがとうございます」と言うと、最後は出場選手全員で大会を締めた。

 悔いのない闘いを終えたひめか。怒涛のレスラー人生を送ってきた彼女はスターダム5.14東京・後楽園ホール大会で引退セレモニーを行ない、いよいよキャリアに終止符を打つ。

◆wave x ブシロードファイト◆
『JUMBO FOREVER~WAVE×ブシロードファイト~』
2023年4月28日
東京・新宿FACE
観衆 501人(超満員札止め)
▼JUMBO FOREVER  ひめかリクエスト特別試合(プチアイアンマンマッチ)
○ひめか(0分57秒 片エビ固め)旧姓・広田さくら●
※ジャンピングニー
※1-0でひめかの勝利

文●どら増田

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