現地時間4月30日、バレーボールのイタリアリーグ・セリエAで2022-23シーズンの3位決定戦プレーオフ第1戦が行なわれ、男子日本代表の石川祐希が所属するパワーバレー・ミラノがガスセールズブルーエナジー・ピアチェンツァとアウェーで対戦。セットカウント0-3(17-25、16-25,22-25)でストレート負けを喫し、黒星発進となった。
レギュラーシーズン8位のミラノは、準々決勝でリーグ無敗だった1位ペルージャを3勝2敗で退けて4強入り。昨シーズン王者の4位チヴィタノーヴァとの準決勝は、2勝1敗で迎えた第4戦で2セット先行から逆転を許して臨んだ第5戦で、悔しくも敗れ決勝進出ならず。戦いの場を3勝先勝(5試合制)の3位決定戦へ移し、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ(欧州大会)出場を狙う。
対戦相手の6位ピアチェンツァは、準々決勝で3位モデナに2勝先行された後、起死回生の3連勝でトレンティーノとの準決勝へ。再び2連敗からの挽回で最終戦へ持ち込むが、9年ぶり2回目の優勝を果たしたコッパ・イタリアの決勝で倒した相手にリベンジを許して敗退した。
東京五輪金メダルへフランス代表をけん引した所属2シーズン目のアントワヌ・ブリザールが司令塔を務めるピアチェンツァは、今シーズンにリーグ最大の補強を敢行。2016年の自国五輪で金メダルを獲得したブラジル代表のアウトサイドヒッター(OH)リカルド・ルカレッリとイオアンディ・レアル、昨年の世界選手権でイタリア代表の優勝に大貢献したオポジットのユーリ・ロマノ、さらに複数の国際大会で数多くの個人賞を獲得している昨シーズンの最優秀選手、キューバ代表ミドルブロッカー(MB)ロベルトランディ・シモンを加えたメンバーが主力を張る。
ミラノはレギュラーシーズン2戦2敗の難敵とのアウェー戦に、攻撃だけでなく、レセプション(Aパス)成功本数でプレーオフ通算2位につけるなど、守備でもチームの礎となる石川を先発として送り出した。
アルゼンチン代表MBアウグスティン・ロセルのエースで試合を開始したミラノは、期待通りの正確なレセプションで2得点を引き出した石川が、自らのブロックアウトでリードを奪う。しかし、相手はブリザールの2連続エースから5度のブレークに成功。ここでもレセプションでサイドアウトに繋げた石川がサーブで相手守備を崩して2点を返すが、チームはミスが散見してギアを上げることができず1セット目を落とした。
第2セット、見事なバックセットで序盤のリードを演出した石川は、レアルのエースで追う展開となった中盤に難しいボールを後衛からスタンディングで叩き込むなどして3得点を挙げ奮闘。だが、ミラノはブレークをなかなかものにできず、ビハインドが広がる。終盤に入りミドル3枚を投入し、巻き返しの機会を探るが攻撃ミスが重なり、セットを連取されてしまう。
第3セットでは、いきなり開始から5失点。珍しく石川にもミスが出るなど、中盤に最大6点のビハインドを抱える。それでも終盤、ロセルの2本目のエースから猛攻を開始する。石川がダイレクト弾でラリーを制した直後に、キューバ代表OHオスニエル・メルガレホのエースで21-21。ところが、石川がシーズン通算首位を誇るシモンのブロックに連続で捕まり、そのままマッチポイントをレアルに決められて苦いストレート負けで初戦を終えた。
レギュラーシーズン8位のミラノは、準々決勝でリーグ無敗だった1位ペルージャを3勝2敗で退けて4強入り。昨シーズン王者の4位チヴィタノーヴァとの準決勝は、2勝1敗で迎えた第4戦で2セット先行から逆転を許して臨んだ第5戦で、悔しくも敗れ決勝進出ならず。戦いの場を3勝先勝(5試合制)の3位決定戦へ移し、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ(欧州大会)出場を狙う。
対戦相手の6位ピアチェンツァは、準々決勝で3位モデナに2勝先行された後、起死回生の3連勝でトレンティーノとの準決勝へ。再び2連敗からの挽回で最終戦へ持ち込むが、9年ぶり2回目の優勝を果たしたコッパ・イタリアの決勝で倒した相手にリベンジを許して敗退した。
東京五輪金メダルへフランス代表をけん引した所属2シーズン目のアントワヌ・ブリザールが司令塔を務めるピアチェンツァは、今シーズンにリーグ最大の補強を敢行。2016年の自国五輪で金メダルを獲得したブラジル代表のアウトサイドヒッター(OH)リカルド・ルカレッリとイオアンディ・レアル、昨年の世界選手権でイタリア代表の優勝に大貢献したオポジットのユーリ・ロマノ、さらに複数の国際大会で数多くの個人賞を獲得している昨シーズンの最優秀選手、キューバ代表ミドルブロッカー(MB)ロベルトランディ・シモンを加えたメンバーが主力を張る。
ミラノはレギュラーシーズン2戦2敗の難敵とのアウェー戦に、攻撃だけでなく、レセプション(Aパス)成功本数でプレーオフ通算2位につけるなど、守備でもチームの礎となる石川を先発として送り出した。
アルゼンチン代表MBアウグスティン・ロセルのエースで試合を開始したミラノは、期待通りの正確なレセプションで2得点を引き出した石川が、自らのブロックアウトでリードを奪う。しかし、相手はブリザールの2連続エースから5度のブレークに成功。ここでもレセプションでサイドアウトに繋げた石川がサーブで相手守備を崩して2点を返すが、チームはミスが散見してギアを上げることができず1セット目を落とした。
第2セット、見事なバックセットで序盤のリードを演出した石川は、レアルのエースで追う展開となった中盤に難しいボールを後衛からスタンディングで叩き込むなどして3得点を挙げ奮闘。だが、ミラノはブレークをなかなかものにできず、ビハインドが広がる。終盤に入りミドル3枚を投入し、巻き返しの機会を探るが攻撃ミスが重なり、セットを連取されてしまう。
第3セットでは、いきなり開始から5失点。珍しく石川にもミスが出るなど、中盤に最大6点のビハインドを抱える。それでも終盤、ロセルの2本目のエースから猛攻を開始する。石川がダイレクト弾でラリーを制した直後に、キューバ代表OHオスニエル・メルガレホのエースで21-21。ところが、石川がシーズン通算首位を誇るシモンのブロックに連続で捕まり、そのままマッチポイントをレアルに決められて苦いストレート負けで初戦を終えた。