現地時間12月7日、イタリア・トリノで行なわれたグランプリ(GP)ファイナルに、3年ぶりに参加した羽生結弦は、25歳の誕生日を迎えたこの日、フリープログラム『Origin』に挑んだ。
ショートプログラム(SP)ではジャンプのミスが響き97・43点で、110・38点をたたき出した首位のネイサン・チェンに次ぐ2位スタート。羽生は、12・95点という大差を、いかに詰めるか、追う立場で挑んだフリーだった。
自身"最高難度"となったプログラム構成は、4回転ジャンプを4種類、計5本を組み込む挑戦的な構成となった。
羽生は、冒頭に4回転ループ、続く2本目に2年ぶりに挑む最高難度の4回転ルッツを成功させると、3回転ルッツを難なくこなし、4回転サルコーを着氷、そして、後半に4回転トゥループ-オイラー-3回転フリップの3連続ジャンプ、4回転-2回転のトゥループ連続ジャンプを成功させた。
最後に予定していたトリプルアクセルの連続ジャンプがシングルアクセル単発になってしまうというミスはあったが、演技を終えた後、氷に倒れ込むほど、今の羽生すべてを出し切った演技だった。
羽生の総合結果は291・43点と、ネイサン・チェンの335・30点には43・87点ほど及ばず、銀メダルに終わった。だが、果敢に挑戦した羽生に対して、国内、そして海外のファンから、数多の称賛の声が送られている。
「5本の4回転ジャンプ! 私はあなたを誇りに思うよ、ユヅ」
「君たちが飛びすぎてISUコンピュータが壊れたことでしょう」
「アクセルが抜けて、これが彼のベストではないことは確か。でも本当に素晴らしい!」
「お誕生日おめでとう、あなたは間違いなく氷上の王者です!」
「ユヅル・ハニュウは、奇跡の人です。あなたはスポーツという競技では収まらない人です」
「ネイサンとユヅの勝負はまるで、天の上のできごとのよう。夢みたいな舞台だった」
「採点にはちょっと疑問が残るけれど、ユヅの演技は最高。まだまだ成長するあなたを見ていたい!」
試合後、335・30点という世界最高記録をたたき出したチェンに対し、「今に見とけ!」と宣戦布告を掲げた羽生。二度の五輪王者としてのプライドを胸に、彼はまだまだ進化を続けるに違いない。
構成●THE DIGEST編集部
ショートプログラム(SP)ではジャンプのミスが響き97・43点で、110・38点をたたき出した首位のネイサン・チェンに次ぐ2位スタート。羽生は、12・95点という大差を、いかに詰めるか、追う立場で挑んだフリーだった。
自身"最高難度"となったプログラム構成は、4回転ジャンプを4種類、計5本を組み込む挑戦的な構成となった。
羽生は、冒頭に4回転ループ、続く2本目に2年ぶりに挑む最高難度の4回転ルッツを成功させると、3回転ルッツを難なくこなし、4回転サルコーを着氷、そして、後半に4回転トゥループ-オイラー-3回転フリップの3連続ジャンプ、4回転-2回転のトゥループ連続ジャンプを成功させた。
最後に予定していたトリプルアクセルの連続ジャンプがシングルアクセル単発になってしまうというミスはあったが、演技を終えた後、氷に倒れ込むほど、今の羽生すべてを出し切った演技だった。
羽生の総合結果は291・43点と、ネイサン・チェンの335・30点には43・87点ほど及ばず、銀メダルに終わった。だが、果敢に挑戦した羽生に対して、国内、そして海外のファンから、数多の称賛の声が送られている。
「5本の4回転ジャンプ! 私はあなたを誇りに思うよ、ユヅ」
「君たちが飛びすぎてISUコンピュータが壊れたことでしょう」
「アクセルが抜けて、これが彼のベストではないことは確か。でも本当に素晴らしい!」
「お誕生日おめでとう、あなたは間違いなく氷上の王者です!」
「ユヅル・ハニュウは、奇跡の人です。あなたはスポーツという競技では収まらない人です」
「ネイサンとユヅの勝負はまるで、天の上のできごとのよう。夢みたいな舞台だった」
「採点にはちょっと疑問が残るけれど、ユヅの演技は最高。まだまだ成長するあなたを見ていたい!」
試合後、335・30点という世界最高記録をたたき出したチェンに対し、「今に見とけ!」と宣戦布告を掲げた羽生。二度の五輪王者としてのプライドを胸に、彼はまだまだ進化を続けるに違いない。
構成●THE DIGEST編集部