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格闘技・プロレス

「見る者に感銘を与えた」角田裕毅、マイアミGPでも大善戦で各国メディアが賛辞!「目を見張るほどの進歩」と軒並み高採点

THE DIGEST編集部

2023.05.10

 F1第5戦のマイアミ・グランプリ、アルファタウリの角田裕毅は決勝で17番グリッドからスタートし、多くのオーバーテイクを披露したものの、ポイント圏内まであと一歩となる11位でチェッカーを受けることとなった。

【動画】マイアミGP、角田裕毅のオーバーテイクショー!
 週末を通してAT04のアップデートの効果が感じられた先週のアゼルバイジャンGPとは対照的に、再びグリップ不足に苦しめられた角田は、今季初めて予選でチームメイトのニック・デ・フリースにタイムで下回り、Q1敗退の憂き目に遭ったが、決勝では打って変わってオープニングラップから力強いレースを展開し、今回も終盤には11番手に浮上。3戦連続の入賞の期待が高まったものの、前を走るケビン・マグヌッセン(ハース)には、わずか1秒364差で追いつけなかった。

 しかし、週末を通して大きな飛躍を遂げ、今回も車の力をフルに引き出してポイント圏内に肉迫した22歳のドライビングに、各国のメディアは高評価を下しており、10点満点の採点でも上位勢に劣らぬ高い数字を与えている。

 英国のF1専門サイト『PLANETF1.COM』もそのひとつで、「8.5」とした同メディアは、「また新たな、角田の11位。もはや今季のトレンドとなりつつあるが、この結果はここまで2ポイントを獲得している日本人ドライバーの努力を公正に反映するものではない」と綴り、さらに以下のように続けた。

「予選は貧弱なものとなったが、(9番グリッドから優勝した)マックス・フェルスタッペン(レッドブル)同様に壊滅的な影響を受けることなく、ハードタイヤでスタートし、14周目までに14番手へ浮上。新品のミディアムタイヤを残り20周で有効に活用し、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)とヴァルテリ・ボッタス(アルファロメオ)を追い抜いた。しかし、マグヌッセンにはあと一歩及ばず。今季3度目の無得点を無意味と思うかもしれないが、このようなパフォーマンスと幸運は、最終的に彼に味方するだろう」
 
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