今季、ここまで5戦を終えて2レースでポイントを獲得し、残り3戦でも入賞圏内まであとわずかの11位フィニッシュという大健闘を見せているアルファタウリの角田裕毅。車のパフォーマンス不足というハンデを克服し、安定したドライビングで結果を残し続けている23歳に対しては、各国メディアも高い評価を下しているようだ。
ドイツのモータースポーツ専門サイト『MOTORSPORT TOTAL.COM』もそのひとつで、「アルファタウリのフランツ・トスト代表は『F1ルーキーには本当に活躍できるようになるまで、3年は与えるべきだ』と常々主張しているが、3年目のツノダは期待通りのパフォーマンスを発揮している」と称賛し、さらに以下のように続けた。
「シーズン開幕に先立ち、アルファタウリについては『誰がリーダーの役割を担うか?』ということが話題となり、大方は28歳ながらルーキーであるニック・デ・フリースへと大きく傾いたものだ」
「ツノダはこれまでオランダ人選手を完全に凌駕しており、予選では4対1、レースでは5対0でリードしている。特に日曜日、彼はここまで一貫性を体現しており、5つのレース全てで10位か11位でフィニッシュした」
このように綴った同メディアは、「今でこそ快適に過ごせているように見えるツノダだが、2022年はそうではないことが多かった。なぜなら、将来が不確実という状況が彼に大きな困難を与えていたからだ」と指摘。そして、苦しんだ昨季を経て充実の現在に至るまでを振り返った角田のコメントを紹介している。
「僕は長期契約を結んでおらず、アゼルバイジャンGP(第8戦)から契約延長が発表された日本GP(第18戦)までは、契約問題など多くのことに気を取られ、F1を楽しむことを忘れていました。この時は、ただ新しい契約をチームから勝ち取るためだけに、ドライブしていました。それは、良いことではありませんでした」
「当時、チームからは契約について何も聞かされていなかったので、この先どうなるかが分からず、自分ではどうしようもありませんでした。そのため、精神的には良い状態になく、眠れない夜もたくさんありました」
ドイツのモータースポーツ専門サイト『MOTORSPORT TOTAL.COM』もそのひとつで、「アルファタウリのフランツ・トスト代表は『F1ルーキーには本当に活躍できるようになるまで、3年は与えるべきだ』と常々主張しているが、3年目のツノダは期待通りのパフォーマンスを発揮している」と称賛し、さらに以下のように続けた。
「シーズン開幕に先立ち、アルファタウリについては『誰がリーダーの役割を担うか?』ということが話題となり、大方は28歳ながらルーキーであるニック・デ・フリースへと大きく傾いたものだ」
「ツノダはこれまでオランダ人選手を完全に凌駕しており、予選では4対1、レースでは5対0でリードしている。特に日曜日、彼はここまで一貫性を体現しており、5つのレース全てで10位か11位でフィニッシュした」
このように綴った同メディアは、「今でこそ快適に過ごせているように見えるツノダだが、2022年はそうではないことが多かった。なぜなら、将来が不確実という状況が彼に大きな困難を与えていたからだ」と指摘。そして、苦しんだ昨季を経て充実の現在に至るまでを振り返った角田のコメントを紹介している。
「僕は長期契約を結んでおらず、アゼルバイジャンGP(第8戦)から契約延長が発表された日本GP(第18戦)までは、契約問題など多くのことに気を取られ、F1を楽しむことを忘れていました。この時は、ただ新しい契約をチームから勝ち取るためだけに、ドライブしていました。それは、良いことではありませんでした」
「当時、チームからは契約について何も聞かされていなかったので、この先どうなるかが分からず、自分ではどうしようもありませんでした。そのため、精神的には良い状態になく、眠れない夜もたくさんありました」