5月21日、国際陸上大会「セイコーゴールデングランプリ」が神奈川・日産スタジアムで開催されている。男子100メートル予選では、桐生祥秀(日本生命)にアクシデントが襲い掛かった。
日本人初の9秒台ランナーで知られるランナーは2組目に登場した。好スタートを切ったように見えたが、60メートル付近で大きく失速。11秒20でなんとかゴールしたものの、予選落ち。フィニッシュ後には、足を引きずっていた。
レース後、「今、痛いのでこれは、もう肉離れかなと思います」と悔しさを滲ませた桐生は、今月6日の木南道孝記念で10秒03を出した影響ではないかと分析する。
「10秒03で記録が出た時に、筋肉痛が4~5日とれなかった。今まで0台を連発していた時はそんなことなく、2日間くらいでとれていた。0秒台が3年間空いて、スピードが急に出ちゃった部分もあって、予定としては木南で1秒台。1秒台と0秒台は全然違う。その負担がきたのかなと思います」
6月の日本選手権は「もう無理だと思いますね」と口にし、「今年は日本選手権を目指すとも言ってなかった部分もあるので、怪我して悔しいですけど、しっかり治してまた走ろうかなと思います」と8~9月にタイムを出す計画で、また仕切り直す方針だ。
取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)
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レース後、「今、痛いのでこれは、もう肉離れかなと思います」と悔しさを滲ませた桐生は、今月6日の木南道孝記念で10秒03を出した影響ではないかと分析する。
「10秒03で記録が出た時に、筋肉痛が4~5日とれなかった。今まで0台を連発していた時はそんなことなく、2日間くらいでとれていた。0秒台が3年間空いて、スピードが急に出ちゃった部分もあって、予定としては木南で1秒台。1秒台と0秒台は全然違う。その負担がきたのかなと思います」
6月の日本選手権は「もう無理だと思いますね」と口にし、「今年は日本選手権を目指すとも言ってなかった部分もあるので、怪我して悔しいですけど、しっかり治してまた走ろうかなと思います」と8~9月にタイムを出す計画で、また仕切り直す方針だ。
取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)
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