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早田ひな、銅メダル獲得も悔し涙。世界ランク1位に敗れて“雪辱”を誓う!「いつか報われるように…」【世界卓球】

THE DIGEST編集部

2023.05.28

日本勢54年ぶりの決勝進出をかけて準決勝を戦った早田。だが世界ランク1位を相手に苦戦し、1-4で敗退した。(C)Getty Images

日本勢54年ぶりの決勝進出をかけて準決勝を戦った早田。だが世界ランク1位を相手に苦戦し、1-4で敗退した。(C)Getty Images

 卓球の世界選手権(個人戦)が南アフリカ・ダーバンで開催されている。現地5月27日には女子シングルス準決勝が実施され、早田ひな(世界ランク10位)は、孫穎莎(中国/同1位)にゲームカウント1-4で敗れた。

 日本勢3大会ぶりの銅メダルを獲得した早田は、「出だしで良いボールも打ってるんですけど、それ以上にコースが厳しかったり、質が高かったり、やっぱり上には上がいるなとすごく思いました」と試合後のフラッシュインタビューで悔しさを滲ませ、こう続けた。

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「孫穎莎選手と試合をするには、平塚の選考会が終わってから課題を克服してきたことよりも、さらにもっと上のことを練習しないと追いつけないと感じた。すごく良い試合ではあったんですけど、まだまだ頂点には程遠いなと感じました」
 
 これまで同じ2000年生まれのライバル伊藤美誠や平野美宇らの陰に隠れがちだった早田だが、ようやく大舞台で殊勲の銅メダルを手にした。「自分が日本代表として戦っていることに、責任をもって最後まで頑張りたいと思いますし、やっぱり努力しか私はできないので、その努力する方向は間違ってなかったと思う」と胸を張り、「その努力がいつか報われるように、最後の最後まで努力し続けたいと思います」と涙ながらに宣言した。

 伊藤や平野が会場で応援するなか、最大限の力を発揮した22歳は「(東京)オリンピックのときに、ふたりのサポートに回って応援して、本当にすごくふたりが輝いて楽しんで試合をしているのが、自分自身サポートしているなかですごく嬉しかった」と回顧。そして「ふたりは私にとって本当に大切な存在。これからも切磋琢磨して、日本卓球界を盛り上げていきたい」と力を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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