現地５月27日、南アフリカ・ダーバンで卓球の世界選手権（個人戦）女子シングルス準決勝が行なわれ、早田ひな（世界ランク10位）は、孫穎莎（中国／同１位）と対戦した。

　準々決勝で王芸迪（中国／同３位）との激闘を制した早田。その勢いを持ち込みたかったが、第１ゲームは4-３から相手のカウンターに苦戦。８連続ポイントを許し、４-11で落とすと、続くゲームも５-11で失った。

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　第３ゲームの中盤で、ひなドライブが炸裂した。これには世界ランク１位も思わずタイムを要求。それでも最後は８-11で奪われ、後が無くなった。第４ゲームは序盤から孫穎莎を揺さぶると、11-５で取り返す。
  　だが続く第５ゲームは接戦を繰り広げるも10-11で取られ、ゲームカウント４-１で敗北。54年ぶりの決勝進出はならなかった。それでも2017年に平野美宇（木下グループ）が銅メダルに輝いて以来、日本勢３大会ぶりの銅メダルを獲得した。

構成●THE DIGEST編集部

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