現地6月16日、ブラジル・ブラジリアで開催中の国際バレーボール連盟(FIVB)が主催する女子の『ネーションズリーグ(VNL)』予選ラウンド2週目で、プール4の第3戦が行なわれ、世界ランク7位の日本代表は、同12位のドイツと対戦。セットカウント2-3(23‐25、25‐14、22‐25、25‐20、8-15)でフルセットの末に敗れ、連勝を逃した。
日本は第2戦で韓国との隣国対決をストレートで制し、1週目最終戦からの連敗を脱出。この日の相手は、ここまで黒星は中国戦だけと、好調なドイツだ。自国以外の欧州でプレーする実力のある選手たちが揃うチームをまとめるのは、アウトサイドヒッター(OH)ハナ・オルトマン。イタリア・セリエAで5シーズンにわたり経験を積み、来季は1年過ごしたトルコリーグから同リーグへ復帰、強豪ノヴァ―ラへの加入が決まっている。ほかに、石川真佑が海外初シーズンに挑む同リーグで対戦することになるOHレナ・シュティグロート、ミドルブロッカー(MB)カミラ・バイツェルと、移籍先のイル ビゾンテ・フィレンツェで対角を組むと予想されている189cmのOHリナ・アルスマイヤーが注目選手だ。
日本は、OHに韓国戦で温存した主将・古賀紗理那、林琴奈と井上愛里沙、MBが荒木彩花と山田二千華、セッターに関菜々巳、リベロは西村弥菜美を起用してこの対戦に臨んだ。
開始早々のマラソンラリーを制した日本は、接戦の第1セット前半をリズムの良い攻撃で進める。中盤、バイツェルにブロックを決められるなどして3点のビハインドを負うが、関のサーブで5連続ブレークに成功し逆転。しかし、この後にバイツェルの活躍が明暗を分ける。まずは、エース1本を含むサーブで日本の4失点を誘発。1点差とされた終盤には、196cmの高さからセットポイントを奪う。日本は井上のバックアタックで粘るが、逃げ切られてセットを先取された。
第2セットは、スタートから関のサーブが冴え2連続エース。ドイツは昨季国内リーグ女王のMBシェルツェルのブロックとサーブで接戦に持ち込む。そこで幕を開けたのが、サーブで相手をカオスへ陥れた驚きの古賀劇場だ。自らのバックアタックに続き、荒木のダイレクト弾を演出するなどまずは3連続ブレーク。ドイツはたまらずタイムアウトで事態収拾を試みるが、古賀の勢いは止まらずブレークは6本に。さらにエース2本を叩き込まれたフィタル・ヘイネン監督はベンチで苦笑いするしかなかった。相手の大幅な選手交代を尻目に主将は圧巻の10連続ブレーク。リリーフサーバーの石川真佑もエースを決めて大差でこのセットを奪い返した。
日本は第2戦で韓国との隣国対決をストレートで制し、1週目最終戦からの連敗を脱出。この日の相手は、ここまで黒星は中国戦だけと、好調なドイツだ。自国以外の欧州でプレーする実力のある選手たちが揃うチームをまとめるのは、アウトサイドヒッター(OH)ハナ・オルトマン。イタリア・セリエAで5シーズンにわたり経験を積み、来季は1年過ごしたトルコリーグから同リーグへ復帰、強豪ノヴァ―ラへの加入が決まっている。ほかに、石川真佑が海外初シーズンに挑む同リーグで対戦することになるOHレナ・シュティグロート、ミドルブロッカー(MB)カミラ・バイツェルと、移籍先のイル ビゾンテ・フィレンツェで対角を組むと予想されている189cmのOHリナ・アルスマイヤーが注目選手だ。
日本は、OHに韓国戦で温存した主将・古賀紗理那、林琴奈と井上愛里沙、MBが荒木彩花と山田二千華、セッターに関菜々巳、リベロは西村弥菜美を起用してこの対戦に臨んだ。
開始早々のマラソンラリーを制した日本は、接戦の第1セット前半をリズムの良い攻撃で進める。中盤、バイツェルにブロックを決められるなどして3点のビハインドを負うが、関のサーブで5連続ブレークに成功し逆転。しかし、この後にバイツェルの活躍が明暗を分ける。まずは、エース1本を含むサーブで日本の4失点を誘発。1点差とされた終盤には、196cmの高さからセットポイントを奪う。日本は井上のバックアタックで粘るが、逃げ切られてセットを先取された。
第2セットは、スタートから関のサーブが冴え2連続エース。ドイツは昨季国内リーグ女王のMBシェルツェルのブロックとサーブで接戦に持ち込む。そこで幕を開けたのが、サーブで相手をカオスへ陥れた驚きの古賀劇場だ。自らのバックアタックに続き、荒木のダイレクト弾を演出するなどまずは3連続ブレーク。ドイツはたまらずタイムアウトで事態収拾を試みるが、古賀の勢いは止まらずブレークは6本に。さらにエース2本を叩き込まれたフィタル・ヘイネン監督はベンチで苦笑いするしかなかった。相手の大幅な選手交代を尻目に主将は圧巻の10連続ブレーク。リリーフサーバーの石川真佑もエースを決めて大差でこのセットを奪い返した。
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