格闘技・プロレス

永田裕志の自主興行で新日本vs全日本の対抗戦が実現! 完勝の三冠王者が青柳優馬の挑戦を受諾「俺は逃げも隠れもしない」

どら増田

2023.06.19

自主興行で全日本vs新日本の対抗戦を実現させた永田裕志。写真:新日本プロレス

 新日本プロレスは『NEW JAPAN ROAD ~ Road to STRONG』6.18千葉・佐倉市民体育館大会を開催した。今大会は三冠ヘビー級王者の永田裕志がプロモートした自主興行とあって豪華な選手たちが佐倉に集結。メインイベントでは、永田裕志が棚橋弘至&小島聡&マスター・ワトとのカルテットを結成して、全日本プロレスの宮原健斗&青柳優馬&青柳亮生&安齊勇馬との新日本と全日本の対抗戦が実現。前日の全日本6.17東京・大田区総合体育館大会で安齊を相手に三冠ヘビー級王座を防衛した永田は、挑戦表明した優馬に「答えは明日の佐倉大会で出す」としていた。
 
 試合は対抗戦らしく両軍ともに持ち味を存分に出す展開に。永田は優馬や安齊とバリバリに渡り合うと、棚橋は先日のオールスター戦ではパートナーだった宮原と激しくやり合う。ここに小島&ワトと亮生も熱のこもった闘いを見せて、最後は亮生をナガタロック54で捕獲した永田がギブアップ勝ち。新日本が対抗戦を制した。試合後、再び優馬が答えを求めると、永田は「俺は逃げも隠れもしない!いつでも来いコラッ!」と受諾したため、優馬は全日本の7.2東京・後楽園ホール大会を舞台に指名した。

 バックステージで永田は「今回初めて自分のレスリングのスタートの原点である佐倉市民体育館で大会を開催しました。自分の手でプロモーターとして、まずはやはり初めてなのにこれだけのお客様の人数と、それからこれだけの熱を生み出すことができました。もちろん、選手の闘いっぷりが素晴らしいっていうのは当然ですが、やっぱり全日本プロレスと新日本プロレスも含めて、それも当然ですけど、やはり佐倉の人たちが純粋にプロレスを楽しんでいた姿を見て、ちょっと自分自身グッと来ました、正直」と大会を総括。

 優馬の挑戦については「7月2日でいいですよ」と改めて受諾。最後に「まぁ三冠ベルトというものを、大きな歴史のあるベルトを持って闘うことができた。かなり緊張したし、昨日タイトルマッチで無事防衛してホッとする間もなく、こうやって大会を開催してかなり緊張して、試合早々にはちょっとヤバいなっていう感じで、緊張していたというか足がもつれそうになったけど、でも最後は勝って無事勝利を収めて、たくさんのお客様に楽しんでもらえて感無量ですね、今日は」と安堵の表情を見せていた。
 
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