格闘技・プロレス

「口が爆発した」「歯が剥き出しに…」オーフレイムの“唇パックリKO写真”に海外メディアも愕然【UFC】

THE DIGEST編集部

2019.12.10

一発が致命傷となるヘビー級の恐ろしさをオーフレイムは身をもって体感した。 (C) Getty Images

 たった一発のパンチで大怪我を負った、総合格闘界屈指のファイターに対する反響が止まらない。

 現地時間12月7日に、アメリカ・ワシントンのキャピタル・ワン・アリーナで開催された総合格闘技団体『UFC』のファイトナイトのメインマッチで、ジャルジーニョ・ホーゼンストライクとのヘビー級戦に臨んだアリスター・オーフレイムはTKO負けを喫した。

 雌雄が決したのは最終5ラウンド目の終了10秒前だった。「そこまでで俺は負けていた」と試合後に語ったホーゼンストライクが、ダイビング気味に放った右のフックが相手の顔面にヒット。これで唇を大きく切ったオーフレイムはダウン。一度は立ち上がったが、傷の酷さからレフェリーが試合を止めたのである。

 ド迫力の対戦後、話題の中心にいたのは、敗者となったオーフレイムだった。ホーゼンストライクの一撃を浴びた唇がパックリと切れ、歯が剥き出しの状態となるほどのダメージを負わされたからである。

 かつてK-1でも一時代を築いたファイターのショッキングな顔は、ファンの間で広まりを見せる。『UFC』の公式SNSが写真で公開すると、あっという間に拡散され、「これで笑っているのはおかしい」や「ゾッとする」といった声が相次いだ。

 海外メディアもオーフレイムの"顔面崩壊"ショットを大々的に報道。米紙『New York Post』は、「唇が吹き飛ぶショッキングなノックアウト」と見出しを打ち、その痛々しさを次のように綴った。

「ホーゼンストライクの残酷な右フックで、ネット際へ押し込まれたオーフレイムの口は爆発した。彼の上唇が引き裂かれ、歯が丸出しになった画像はSNSでの大炎上を呼び起こした」

 また、ペルー紙『Libero』は、「なんと痛々しい。オーフレイムは唇の一部を失った」と銘打ったレポートで、こう記した。

「試合を優位に進め、ポイントでは勝っていたオーフレイム。だが、39歳のファイターは、終了10秒前に致命的なパンチをくらって唇を引き裂かれた。このSNSでも波紋を広げた衝撃的なダメージにより、彼はすぐさま病院に送られた」

 格闘技に怪我は付き物だが、オーフレイムのそれはあまりにも無残で、試合が終わってから3日が経った今も反響が広がり続けている。

構成●THE DIGEST編集部
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