バレーボール

「悔しいーーー!」日本代表の連勝記録は「10」でストップ! 世界王者イタリアと接戦も1-3で今季初の黒星【男子バレーVNL】

THE DIGEST編集部

2023.07.09

チーム最多21得点を挙げたキャプテン石川。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 現地7月8日、フィリピンのパサイで開催されているバレーボール国際大会『ネーションズリーグ』で日本代表は、去年の世界バレー王者のイタリア戦に臨んだ。セットカウント1-3(27-29、26-28、25-23、20-25)と今大会初となる黒星を喫した。

【動画】世界王者に互角の戦いをした日本代表

 世界ランク2位の強豪相手に、開幕10連勝と勢いにのる日本は石川祐希、大塚達宣、西田有志、小野寺太志、山内晶大、関田誠大とリベロに山本智大を先発起用。第1セットから互角の展開を繰り広げるも、最後は石川のスパイクがブロックに止められ、27‐29で落とした。

 第2セットは西田のサーブが冴えた。序盤に1本、さらに12-9と突き放したい場面でも強烈なエースをとると勢いをもたらした。両チームともに粘りを見せるなか、石川の巧みなスパイクとエースで19-15とリード。だが終盤にイタリアがギアを上げ、24-24で再びデュースに持ち込まれると、26‐28で逆転されセットを奪われた。

 後が無くなった日本。第3セットも終盤まで一進一退の攻防を繰り広げたが、石川のブロックで相手の流れを止めると、最後もキャプテンが決めて第4セットへ繋げた。山内のクイックからスタートした第4セットは、イタリアコンビが合わず8-5と序盤に3点リードを奪った。だが中盤から後半にかけて、コミュニケーションミスやネットタッチとミスが相次ぎ、最後はイタリアにブロックを決められて、開幕から続いていた連勝は「10」でストップした。
 
 世界王者を相手に対等に渡り合った龍神NIPPON。内容が濃いゲームだっただけにファンは「悔しいーーー!」「ついに負けちゃった」「王者イタリアに互角の戦い!」「ほぼ互角だけどあと一歩」「イタリアの底力見えたよ」「めちゃくちゃ惜しい」「見てる方もめっちゃ緊張した」などとSNSにコメントが相次いだ。

 9日は世界ランク1位のポーランドと激突する日本。決勝ラウンド進出は既に決めているが、予選ラウンド最終戦を白星で締めくくれるか。

構成●THE DIGEST編集部

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