F1第11戦のイギリス・グランプリは7月9日に決勝が行なわれ、アルファタウリの角田裕毅は16位でフィニッシュした。
予選では今季5度目のQ1敗退を喫して17番手に終わり、その後、ヴァルテリ・ボッタス(アルファロメオ)の失格によってスターティンググリッドを1つ上げてレースに臨んだ角田。いきなり13番手に浮上する好スタートを切ったものの、その後はペースが上がらず、ライバルたちの追い抜きを許して、最終的にはスタート時の順位でチェッカーフラッグを受けている。
【PHOTO】歴代の名車がずらり!!F1世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介!! 彼はチーム公式サイトで、「今日は難しいレースになりました。戦略は問題なかったのですが、ずっとペースがありませんでした。高速区間では改善されましたが、低速区間では苦しみました。まだ改善点は幾つもあり、今後に向けて修正していきますが、自分自身については、やれることはやったという意味で、パフォーマンスに満足しています。チームも僕も一丸となって努力しており、今後が楽しみです。パッケージを開発に向けてともに全力を尽くし、力強く今度も戦っていきます」とのコメント残した。
大幅なアップデートを施して全く結果に繋がらなかった後に発せられた前向きな言葉からは、かえって悲壮感が感じられるものだが、レース終了直後の角田は、無線でエンジニアに対して「この後、僕らはみんなで話し合う必要がある。こんな結果は受け入れられない。こんなに遅いのは嫌だ」と本音を吐露している(スペインの放送局『la Sexta』より)。
チームメイトのニック・デ・フリースも17位に終わったことで、アルファタウリはこの日もSNSに「タフな1日」「困難に満ちた週末」と投稿。またテクニカルディレクターのジョディ・エッギントンは、「非常に難しいレースとなった。ハースやアルファロメオとの戦いを超えて前進するのに十分なペースを、我々は持っていなかった。レース戦略は上手くいったが、そのアドバンテージを活かせなかった。空力のアップデートは概ね期待に沿ったものだったが、ここで我々を前進させるのに十分ではなかった」と振り返った。
次回のハンガリーGPでも空力面のアップデートを予定しているというアルファタウリについて、各国メディアの報道は軒並みネガティブなものとなり、前述の『la Sexta』は「コンストラクターランキングで最下位のイタリアのチームは、再び手ぶらでサーキットを立ち去ることになった」と伝え、角田についても「無線で怒りを露にし、『もうたくさんだ』と言った」と言及している。
予選では今季5度目のQ1敗退を喫して17番手に終わり、その後、ヴァルテリ・ボッタス(アルファロメオ)の失格によってスターティンググリッドを1つ上げてレースに臨んだ角田。いきなり13番手に浮上する好スタートを切ったものの、その後はペースが上がらず、ライバルたちの追い抜きを許して、最終的にはスタート時の順位でチェッカーフラッグを受けている。
【PHOTO】歴代の名車がずらり!!F1世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介!! 彼はチーム公式サイトで、「今日は難しいレースになりました。戦略は問題なかったのですが、ずっとペースがありませんでした。高速区間では改善されましたが、低速区間では苦しみました。まだ改善点は幾つもあり、今後に向けて修正していきますが、自分自身については、やれることはやったという意味で、パフォーマンスに満足しています。チームも僕も一丸となって努力しており、今後が楽しみです。パッケージを開発に向けてともに全力を尽くし、力強く今度も戦っていきます」とのコメント残した。
大幅なアップデートを施して全く結果に繋がらなかった後に発せられた前向きな言葉からは、かえって悲壮感が感じられるものだが、レース終了直後の角田は、無線でエンジニアに対して「この後、僕らはみんなで話し合う必要がある。こんな結果は受け入れられない。こんなに遅いのは嫌だ」と本音を吐露している(スペインの放送局『la Sexta』より)。
チームメイトのニック・デ・フリースも17位に終わったことで、アルファタウリはこの日もSNSに「タフな1日」「困難に満ちた週末」と投稿。またテクニカルディレクターのジョディ・エッギントンは、「非常に難しいレースとなった。ハースやアルファロメオとの戦いを超えて前進するのに十分なペースを、我々は持っていなかった。レース戦略は上手くいったが、そのアドバンテージを活かせなかった。空力のアップデートは概ね期待に沿ったものだったが、ここで我々を前進させるのに十分ではなかった」と振り返った。
次回のハンガリーGPでも空力面のアップデートを予定しているというアルファタウリについて、各国メディアの報道は軒並みネガティブなものとなり、前述の『la Sexta』は「コンストラクターランキングで最下位のイタリアのチームは、再び手ぶらでサーキットを立ち去ることになった」と伝え、角田についても「無線で怒りを露にし、『もうたくさんだ』と言った」と言及している。