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“有言実行”の久保凛が800mで優勝!ルーキーが落ち着いたレースで「高校No1」の称号を得る【インターハイ】

永野祐吏(THE DIGEST編集部)

2023.08.05

高1の久保が800mを2分6秒41で制した。写真:滝川敏之

高1の久保が800mを2分6秒41で制した。写真:滝川敏之

 陸上の全国高校総体(インターハイ)が札幌市の厚別公園競技場で開催されている。8月5日に実施された女子800メートル決勝では、ルーキーの久保凛(東大阪大敬愛)が2分6秒41で“有言実行”の優勝を飾った。

 北の大地で予選から1年生らしからぬ積極的な走りを披露している昨年の全中女王。準決勝を全体1位で勝ち上がったあとには、「(決勝では)しっかり勝つ気持ちを持って優勝目指して頑張りたい」と大舞台に向けて意気込んでいた。

【PHOTO】ルーキーの久保凛が“宣言通り”金メダルを獲得!インターハイ女子800mの激闘を制す

 そんな久保は、スタートの号砲とともに勢いよく飛び出すと、先頭の森千莉(豊田大谷)、先輩の亀井咲里(東大阪大敬愛)に次ぐ3番手につけた。落ち着いてレースを進めた久保は、1周61秒で通過。ラスト100メートルでギアを上げると2人を抜き、金メダルを獲得した。
 
 2位は2分6秒59の西田有里(草津東)、3位には亀井が入った。

 ハイレベルなレースを繰り広げた同種目。今年1月の全国都道府県駅伝3区(3キロ)で驚異の17人抜きを披露したことで注目を集めるドルーリー朱瑛里(津山)は、準決勝で敗退している。

取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)

【PHOTO】ハイレベルな争いが繰り広げられたインターハイ女子800m準決勝!ドルーリー朱瑛里は決勝進出を逃す

【PHOTO】ルーキーの活躍が光った女子800m予選!ドルーリー朱瑛里、久保凛、村上美優らがインターハイで力走を見せる

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