8月5日、陸上の全国高校総体(インターハイ)で女子800メートル決勝が行なわれた。その頂点に立ったのは、ラストの競り合いを制したルーキー、久保凛(東大阪大敬愛)だ。
【PHOTO】ルーキーの久保凛が“宣言通り”金メダルを獲得!インターハイ女子800mの激闘を制す
予選、準決勝ともに序盤から先頭に立ち逃げ切るレースをしてきた久保だが、この日は前には出ずに、森千莉(豊田大谷)、亀井咲里(東大阪大敬愛)に次ぐ3番手で時機をうかがった。そんな彼女は、ラスト100メートルで勝負に出た。ピッチを上げると前を行く選手を捉え、トップでゴールラインを跨いだ。
「優勝出来て凄く嬉しいです」と試合後に率直に口にした15歳は、「最初から先頭に出ずに後ろについて落ち着いたレースが出来た。ラストの1周と100メートルの部分で、粘り強く諦めずにラストで力を出せたので良いレースだったなと思います」と振り返った。
そのラストで抜いた一人が、敬愛の先輩である亀井だ。久保は「憧れの先輩なので負けられない」という想いを抱いていたようで、これまで磨いてきたラストスパートを2つ上の先輩の前で披露した。
高校入学し、僅か4か月で高校のタイトルを獲得した久保。今後は「駅伝で走れるように長い距離をしっかり積んで、来年のインターハイでも良い結果を残せるようにしていきたい」と力を込めた。
取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)
【PHOTO】ハイレベルな争いが繰り広げられたインターハイ女子800m準決勝!ドルーリー朱瑛里は決勝進出を逃す
【PHOTO】ルーキーの活躍が光った女子800m予選!ドルーリー朱瑛里、久保凛、村上美優らがインターハイで力走を見せる
【関連記事】ルーキー久保凛が全体1位で800m決勝へ!憧れの選手を模倣した“強気なレース”でドルーリー朱瑛里に「少し近づけた」【インターハイ】
【PHOTO】ルーキーの久保凛が“宣言通り”金メダルを獲得!インターハイ女子800mの激闘を制す
予選、準決勝ともに序盤から先頭に立ち逃げ切るレースをしてきた久保だが、この日は前には出ずに、森千莉(豊田大谷)、亀井咲里(東大阪大敬愛)に次ぐ3番手で時機をうかがった。そんな彼女は、ラスト100メートルで勝負に出た。ピッチを上げると前を行く選手を捉え、トップでゴールラインを跨いだ。
「優勝出来て凄く嬉しいです」と試合後に率直に口にした15歳は、「最初から先頭に出ずに後ろについて落ち着いたレースが出来た。ラストの1周と100メートルの部分で、粘り強く諦めずにラストで力を出せたので良いレースだったなと思います」と振り返った。
そのラストで抜いた一人が、敬愛の先輩である亀井だ。久保は「憧れの先輩なので負けられない」という想いを抱いていたようで、これまで磨いてきたラストスパートを2つ上の先輩の前で披露した。
高校入学し、僅か4か月で高校のタイトルを獲得した久保。今後は「駅伝で走れるように長い距離をしっかり積んで、来年のインターハイでも良い結果を残せるようにしていきたい」と力を込めた。
取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)
【PHOTO】ハイレベルな争いが繰り広げられたインターハイ女子800m準決勝!ドルーリー朱瑛里は決勝進出を逃す
【PHOTO】ルーキーの活躍が光った女子800m予選!ドルーリー朱瑛里、久保凛、村上美優らがインターハイで力走を見せる
【関連記事】ルーキー久保凛が全体1位で800m決勝へ!憧れの選手を模倣した“強気なレース”でドルーリー朱瑛里に「少し近づけた」【インターハイ】
関連記事
- “有言実行”の久保凛が800mで優勝!ルーキーが落ち着いたレースで「高校No1」の称号を得る【インターハイ】
- ルーキー久保凛が全体1位で800m決勝へ!憧れの選手を模倣した“強気なレース”でドルーリー朱瑛里に「少し近づけた」【インターハイ】
- ドルーリー朱瑛里は4レース目で“疲労ピーク”!800m準決勝敗退に悔しさあらわ「自分の力を出し切れなかった」【インターハイ】
- 「注目され過ぎるのは好きではない」15歳のドルーリー朱瑛里、“報道のプレッシャー”に苦悩を吐露。岡山陸協は「大事に育てたい」
- 「天才少女が伝説を創った」ドルーリー朱瑛里の“圧巻の走り”に反響止まず!海外メディアは「日本中を熱狂させた」と感嘆