バレーボールV1男子のパナソニック パンサーズ、サントリー サンバーズ、ウルフドッグス名古屋の3チームが9月にタイ・バンコクでアジアツアーを開催する。
日本バレーの人気が高い東南アジアでのさらなるファン開拓と、現地でのバレーの普及や競技力向上が狙いで、初の試み。今後、フィリピンやインドネシアなどでも継続して開催する予定。
【PHOTO】東南アジアでも大人気! 男子日本代表、龍神NIPPON・髙橋藍を特集! 大会は「JAPAN VOLLEYBALL ASIA TOUR IN THAILAND 2023 Panasonic ENERGY CUP」。9月30日、10月1日にバンコク ニミブットスタジアムで、3チームと現地のプロチーム、ナコンラチャシマ バレーボールクラブと対戦する。
今回の大会の仕掛け人は、パンサーズを運営する「パナソニックスポーツ株式会社」の久保田剛社長だ。
「東南アジアに、(バレー人気の)ポテンシャルが高いと、ずっと感じていました。特に昨年、フィリピンで開かれたネーションズリーグ(VNL)での現地の盛り上がりを見聞きしたのが、今回の大会のきっかけです」と久保田社長。
パンサーズのインスタグラムのフォロワー、約5万人のうち1万数千人が東南アジアからの登録で、その中でもタイが最も多かったことも背中を後押しした。
「これだけの方々が、フォロワーでいらっしゃるということで、東南アジアでテストマーケティング的に何かファンイベントをしたいなと考えました」
タイにはパナソニックグループ社員が約1万2000人いる。今大会のメインスポンサーとして支援をもらう、パナソニック エナジー株式会社、その現地法人をはじめ、ほかにも多くのパナソニックグループ関連会社が存在することから、協力が得やすいこともあり、タイでの試合開催を企画。準備を進めていく中で、パンサーズ単独の大会ではなく、サントリー サンバーズ、ウルフドッグス名古屋に呼び掛け、男子の強豪3チームで日本のバレーをアピールしようという方針が固まった。
「パンサーズだけなら、簡単に計画を進めることが出来ますが、1社でやるより3社でやった方が、少なくとも3倍以上の効果があります。Vリーグトップの3チームが一緒になってやるということを大事にしたいし、3社のパワーを表現したいという思いもありました」と久保田社長。
Vリーグ機構では、日本代表選手の活躍や漫画やアニメの「ハイキュー!!」での人気の高まりを受け、2018-19年シーズンから外国人登録選手を1人増やす「アジア枠」を導入。現在もインスタグラムのフォロワーが日本に次いで東南アジアが多く、インドネシア、タイ、フィリピン、台湾の4カ国で全体の15%を占め、YouTubeも約13%が東南アジア。21-22年シーズンには、アジア14カ国でVリーグの試合配信を実施しており、現在、具体的なアジア戦略を策定中だという。
日本バレーの人気が高い東南アジアでのさらなるファン開拓と、現地でのバレーの普及や競技力向上が狙いで、初の試み。今後、フィリピンやインドネシアなどでも継続して開催する予定。
【PHOTO】東南アジアでも大人気! 男子日本代表、龍神NIPPON・髙橋藍を特集! 大会は「JAPAN VOLLEYBALL ASIA TOUR IN THAILAND 2023 Panasonic ENERGY CUP」。9月30日、10月1日にバンコク ニミブットスタジアムで、3チームと現地のプロチーム、ナコンラチャシマ バレーボールクラブと対戦する。
今回の大会の仕掛け人は、パンサーズを運営する「パナソニックスポーツ株式会社」の久保田剛社長だ。
「東南アジアに、(バレー人気の)ポテンシャルが高いと、ずっと感じていました。特に昨年、フィリピンで開かれたネーションズリーグ(VNL)での現地の盛り上がりを見聞きしたのが、今回の大会のきっかけです」と久保田社長。
パンサーズのインスタグラムのフォロワー、約5万人のうち1万数千人が東南アジアからの登録で、その中でもタイが最も多かったことも背中を後押しした。
「これだけの方々が、フォロワーでいらっしゃるということで、東南アジアでテストマーケティング的に何かファンイベントをしたいなと考えました」
タイにはパナソニックグループ社員が約1万2000人いる。今大会のメインスポンサーとして支援をもらう、パナソニック エナジー株式会社、その現地法人をはじめ、ほかにも多くのパナソニックグループ関連会社が存在することから、協力が得やすいこともあり、タイでの試合開催を企画。準備を進めていく中で、パンサーズ単独の大会ではなく、サントリー サンバーズ、ウルフドッグス名古屋に呼び掛け、男子の強豪3チームで日本のバレーをアピールしようという方針が固まった。
「パンサーズだけなら、簡単に計画を進めることが出来ますが、1社でやるより3社でやった方が、少なくとも3倍以上の効果があります。Vリーグトップの3チームが一緒になってやるということを大事にしたいし、3社のパワーを表現したいという思いもありました」と久保田社長。
Vリーグ機構では、日本代表選手の活躍や漫画やアニメの「ハイキュー!!」での人気の高まりを受け、2018-19年シーズンから外国人登録選手を1人増やす「アジア枠」を導入。現在もインスタグラムのフォロワーが日本に次いで東南アジアが多く、インドネシア、タイ、フィリピン、台湾の4カ国で全体の15%を占め、YouTubeも約13%が東南アジア。21-22年シーズンには、アジア14カ国でVリーグの試合配信を実施しており、現在、具体的なアジア戦略を策定中だという。