「夏のスーパーGⅡ」としてファンにもお馴染みとなった札幌記念(GⅡ、札幌・芝2000m)が8月20日に行なわれ、単勝2番人気のプログノーシス(牡5歳/栗東・中内田充正厩舎)が直線で外を通って豪快に伸びると、後続に4馬身もの差をつけて圧勝した。
2着には第4コーナーで先頭に立った9番人気のトップナイフ(牡3歳/栗東・昆貢厩舎)が粘り込み、3着には第3コーナーからまくって出た4番人気のソーヴァリアント(牡5歳/美浦・大竹正博厩舎)が入った。
一方、注目のGⅠホース3頭は、1番人気のジャックドール(牡5歳/栗東・藤岡健一厩舎)が6着、6番人気のウインマリリン(牝6歳/美浦・手塚貴久厩舎)が9着、5番人気のシャフリヤール(牡5歳/栗東・藤原英昭厩舎)が11着にそれぞれ敗れた。
空模様が心配された週末だが、土曜日は曇りで芝は良馬場で施行された。しかし、日曜の早朝に3時間ほどかなりの降雨があり、芝のコンディションは「稍重」の発表。第1レース(2歳未勝利、芝・1500m)から馬のステップごとに馬場が掘れて、かなりのキックバックがあるというタフな状態となっていることが読み取れた。この早朝の降雨と、それに伴う馬場状態の悪化が、のちの札幌記念の結果に少なくない影響を及ぼしたのは間違いないだろう。
レースは大外から鞍上に手綱をしごかれながらユニコーンライオン(牡7歳/栗東・矢作芳人厩舎)が先頭を奪い、アフリカンゴールド(セン8歳/栗東・西園正都厩舎)、ウインマリリン、ジャックドール、シャフリヤールが続くというほぼ予想通りの展開になった。
1000mの通過ラップは1分00秒4と、かなりのタフさが要求される馬場状態にあってはハイペースに極めて近い平均ペースとなり、後ろから追い込みに賭けるソーヴァリアント、プログノーシス、ダノンベルーガ、ヒシイグアスなどにもチャンスが巡ってきた。
後方を追走していた馬たちも向正面から徐々に位置を押し上げて迎えた直線。バテたユニコーンライオンにかわって先頭に立ったトップナイフが逃げ込みを図るが、馬場状態のいい外へと進路を取ったプログノーシスが1頭だけ他馬とは違う末脚を使って先頭に躍り出る。その余勢を駆って一気に後続を突き放し、圧勝を遂げて夏の中距離王者の座を射止めた。
2着には第4コーナーで先頭に立った9番人気のトップナイフ(牡3歳/栗東・昆貢厩舎)が粘り込み、3着には第3コーナーからまくって出た4番人気のソーヴァリアント(牡5歳/美浦・大竹正博厩舎)が入った。
一方、注目のGⅠホース3頭は、1番人気のジャックドール(牡5歳/栗東・藤岡健一厩舎)が6着、6番人気のウインマリリン(牝6歳/美浦・手塚貴久厩舎)が9着、5番人気のシャフリヤール(牡5歳/栗東・藤原英昭厩舎)が11着にそれぞれ敗れた。
空模様が心配された週末だが、土曜日は曇りで芝は良馬場で施行された。しかし、日曜の早朝に3時間ほどかなりの降雨があり、芝のコンディションは「稍重」の発表。第1レース(2歳未勝利、芝・1500m)から馬のステップごとに馬場が掘れて、かなりのキックバックがあるというタフな状態となっていることが読み取れた。この早朝の降雨と、それに伴う馬場状態の悪化が、のちの札幌記念の結果に少なくない影響を及ぼしたのは間違いないだろう。
レースは大外から鞍上に手綱をしごかれながらユニコーンライオン(牡7歳/栗東・矢作芳人厩舎)が先頭を奪い、アフリカンゴールド(セン8歳/栗東・西園正都厩舎)、ウインマリリン、ジャックドール、シャフリヤールが続くというほぼ予想通りの展開になった。
1000mの通過ラップは1分00秒4と、かなりのタフさが要求される馬場状態にあってはハイペースに極めて近い平均ペースとなり、後ろから追い込みに賭けるソーヴァリアント、プログノーシス、ダノンベルーガ、ヒシイグアスなどにもチャンスが巡ってきた。
後方を追走していた馬たちも向正面から徐々に位置を押し上げて迎えた直線。バテたユニコーンライオンにかわって先頭に立ったトップナイフが逃げ込みを図るが、馬場状態のいい外へと進路を取ったプログノーシスが1頭だけ他馬とは違う末脚を使って先頭に躍り出る。その余勢を駆って一気に後続を突き放し、圧勝を遂げて夏の中距離王者の座を射止めた。