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格闘技・プロレス

「現代プロレスの完成型」オスプレイの”ポテンシャル”を対峙した丸藤正道が大絶賛! 刺激受け「もう一度テッペン目指す」と最前線殴り込みへ

THE DIGEST編集部

2023.09.18

ウィル・オスプレイ(左)と丸藤(右)の豪華な一騎打ちが実現。試合後には両者が互いをリスペクトし合う光景があった。(C) NOAH

ウィル・オスプレイ(左)と丸藤(右)の豪華な一騎打ちが実現。試合後には両者が互いをリスペクトし合う光景があった。(C) NOAH

 プロレスリング・ノアは『真・飛翔 ~丸藤正道デビュー25周年記念大会~』9.17 東京・後楽園ホール大会を開催した。

 メインイベントでは「丸藤正道デビュー25周年記念スペシャルシングルマッチ」が行なわれ、丸藤と新日本プロレスの『ユナイテッド・エンパイア』のリーダーで、丸藤に憧れてプロレスラーの道を目指したウィル・オスプレイによる夢のハイフライヤー対決が実現。丸藤が「自分のカード一本で後楽園ホールを満員にする」と話していた通り、このカードが発表されるとチケットは即完売。まさに黄金カードだ。

 試合はオスプレイが丸藤をリスペクトするかのように、同じようなムーブを展開。丸藤もこれに応えて大激戦となる。終盤になると丸藤が不知火・改を決めて、オスプレイのビドゥンブレードを虎王で迎撃。さらに真・虎王からタイガーフロージョンを決めるもカウントを2で返すと、場内は大・丸藤コールに包まれた。

 試合は終盤、丸藤が再び虎王などの打撃技を見舞うが、倒れないオスプレイはフライング式ビドゥンブレードを炸裂。さらにサポーターを外してビドゥンブレードを放つと、最後はストームブレイカーが決まりカウント3。夢の初対決に終止符が打たれた。
 
 試合後、オスプレイは丸藤の手を握り抱き起こすと「16歳のとき、初めてノアを見た。マルフジサン、そのときからあなたのファンです。イチバン、プロレス、マルフジサン! アリガトウゴザイマシタ」と日本語を交えながら憧れの丸藤に敬意を払った。

 敗れた丸藤は「今日はありがとう。あなたと戦えて、こちらこそ幸せでした」と英語で語りかけると、頭を下げてオスプレイを見送る。最後に「今日は負けてしまいましたけど、もう一度テッペン目指して頑張ろうと思います」とファンに決意表明した。

 バックステージで丸藤は「現代プロレスの完成型じゃないですか」とオスプレイを絶賛。「丸藤が、もうちょっとやれると思ってくれたなら、もうちょっとやろうかな」と改めて再び最前線に出ていく考えを明らかにした。

 一方のオスプレイは「秋山(準)選手とエディ・キングストン、そして丸藤選手と自分が組んで試合をするのも面白いかも」と語り、同じく日本のプロレスが好きなキングストンと、元ノアで現在はDDTプロレスに所属している秋山の名前を出して、夢の続きに含みを持たせている。

 胸が躍る「ドリームカード」は、この先まだまだありそうだ。

◆プロレスリング・ノア◆
『真・飛翔 ~丸藤正道デビュー25周年記念大会~』
2023年9月17日
東京・後楽園ホール
観衆 1532人(札止め)
▼丸藤正道デビュー25周年記念スペシャルシングルマッチ(60分1本勝負)
●丸藤正道(23分03秒 片エビ固め)ウィル・オスプレイ○
※ストームブレイカー

文⚫︎どら増田

【動画】豪華な一騎打ちが実現!丸藤正道vsオスプレイをチェック

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