ラグビー

「ラグビーW杯史上最大の衝撃」に世界再注目!日本代表が演じたちょうど8年前の“大番狂わせ”を大会公式、各国メディアが回顧

THE DIGEST編集部

2023.09.20

8年前の9月19日に世界を驚かせる番狂わせを演じた日本代表。イングランドには敗れたが、今大会もまだチャンスは残されている。(C) Getty Images

 フランスで開催されているラグビーワールドカップ。日本代表は2戦を終えて、1勝1敗としている。現地時間10日に行なわれた初戦のチリ戦を42-12でものにすると、同17日には前回準優勝国のイングランドと対戦。一時は1点差に迫る健闘を見せたが、終盤に突き放され12-34で敗戦となった。

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 番狂わせには至らなかったが、大会史上最もインパクトのある番狂わせと言えば、2015年大会で日本代表が南アフリカ代表を撃破した"ブライトンの奇跡"と言われる一戦だろう。現地時間の9月19日、大会公式X(旧ツイッター)が「時代を超えたスポーツの番狂わせ。2015年ラグビーワールドカップで日本は南アフリカに 34 - 32 で勝利し、世界に衝撃を与えた」と綴り、8年前の9月19日に行なわれた同試合をハイライト映像も添えて回顧している。

 同じく英メディア『SPORTbible』も「2015年のこの日、日本はラグビーワールドカップで南アフリカを 34 対 32 で破り、あらゆる衝撃を生み出した」と投稿。さらにアイルランドを拠点とするラグビー専門サイトの『ULTIMATE RUGBY』は、「2015年の今日:ラグビーW杯で日本が南アフリカを破る」との回顧記事を掲載。「2015年のこの日、日本はブライトンのアメックス・スタジアムで強豪南アフリカを34対32で破り、ラグビーW杯史上最大の衝撃を成し遂げた」と当時のインパクトの大きさを伝えるとともに、南アフリカ代表ハイネケ・マイヤー監督(当時)の「我々は国を失望させた。我々は十分ではなかったが、すべては日本の功績だ。彼らは本当に良いプレーをした」との言葉など、激闘にまつわるエピソードも紹介している。

 この大会を機に加速度的な急成長を見せてきた日本ラグビー。果たして、残るサモア戦(現地9月28日)、アルゼンチン戦(同10月8日)で2大会連続の1次リーグ突破を決めることができるか。

構成●THE DIGEST編集部
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