神童と称される男のプロ2戦目は、小さくない話題を呼んでいる。
9月18日、東京・有明アリーナで東洋太平洋スーパーバンタム級8位の那須川天心(帝拳)がプロボクシング転向2戦目を迎えた。メキシコ国内のバンタム級王者ルイス・グスマンと対峙した25歳は、いきなり1ラウンド目からダウンを奪うなど圧倒。3-0で判定勝ちを収め、デビュー2連勝を飾った。
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豪語していた「KO勝利」とはならなかったが、老練なメキシコ人ファイターを最後まで翻弄した。足を使った鋭い出だしのパンチを顔面、ボディーに次々とヒット。7回には連打を浴びせ、この試合2つ目のダウンを奪うなど、終始主導権を握り続けた神童の戦いぶりには、海外メディアも喝采を送っている。
海外のあらゆるボクシング情報を発信し、多くの世界的ボクサーのプロモーションやマッチメイクを手がけている米プロモーション『Top Rank Boxing』は、公式X(旧ツイッター)に25歳の日本人ボクサーの勝利を報告。東京の夜景をバックにした特別写真に那須川のガッツポーズを合成。文面には「彼がリングに上がったら、ショーが始まる」と拍手の絵文字を添えて称えた。
米老舗スポーツ誌『The Sporting News』格闘技担当のダニエル・ヤノフスキー記者は「テンシン・ナスカワはボクシングのリングで、とてもシャープに見えた」と評し、あらゆる面でデビュー戦よりパワーアップしていると驚きを隠せない。続けて、「まだまだ先は長いが、プロ2戦目で距離を取り、試合全体を支配したことは彼にとって良い『次へのステップ』だ」と断言。神童の止まらぬ進化に大きな期待を寄せている。
試合後の会見で那須川は「4回ぐらいにパンチを打ったら、左手にめちゃくちゃ稲妻が走ったような感覚があった。ちょっと痛くなっちゃいましたね」と言い、試合中に左拳を負傷したと告白。翌日、所属する帝拳ジムが「左手手根不安定症」と診断結果を発表。全治までには3~4週間かかる見込みで、固定するため患部に3週間ほどギプスを装着することになった。
那須川は自身のXに「左手がバズーカになりました。休んですぐ治すよ」とギプスを着用した画像を投稿。練習再開は、約1か月後の予定だという。
そして21日に、再びSNSを更新。試合前と勝利後の写真を複数添えた文面には「"I CAN CHANGE THE WORLD"(俺は世界を変えることができる)」と力強い言葉を綴り、将来の世界タイトルマッチ挑戦へ並々ならぬ意気込みを示している。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】”神童”那須川天心の決意表明『"I CAN CHANGE THE WORLD"』
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豪語していた「KO勝利」とはならなかったが、老練なメキシコ人ファイターを最後まで翻弄した。足を使った鋭い出だしのパンチを顔面、ボディーに次々とヒット。7回には連打を浴びせ、この試合2つ目のダウンを奪うなど、終始主導権を握り続けた神童の戦いぶりには、海外メディアも喝采を送っている。
海外のあらゆるボクシング情報を発信し、多くの世界的ボクサーのプロモーションやマッチメイクを手がけている米プロモーション『Top Rank Boxing』は、公式X(旧ツイッター)に25歳の日本人ボクサーの勝利を報告。東京の夜景をバックにした特別写真に那須川のガッツポーズを合成。文面には「彼がリングに上がったら、ショーが始まる」と拍手の絵文字を添えて称えた。
米老舗スポーツ誌『The Sporting News』格闘技担当のダニエル・ヤノフスキー記者は「テンシン・ナスカワはボクシングのリングで、とてもシャープに見えた」と評し、あらゆる面でデビュー戦よりパワーアップしていると驚きを隠せない。続けて、「まだまだ先は長いが、プロ2戦目で距離を取り、試合全体を支配したことは彼にとって良い『次へのステップ』だ」と断言。神童の止まらぬ進化に大きな期待を寄せている。
試合後の会見で那須川は「4回ぐらいにパンチを打ったら、左手にめちゃくちゃ稲妻が走ったような感覚があった。ちょっと痛くなっちゃいましたね」と言い、試合中に左拳を負傷したと告白。翌日、所属する帝拳ジムが「左手手根不安定症」と診断結果を発表。全治までには3~4週間かかる見込みで、固定するため患部に3週間ほどギプスを装着することになった。
那須川は自身のXに「左手がバズーカになりました。休んですぐ治すよ」とギプスを着用した画像を投稿。練習再開は、約1か月後の予定だという。
そして21日に、再びSNSを更新。試合前と勝利後の写真を複数添えた文面には「"I CAN CHANGE THE WORLD"(俺は世界を変えることができる)」と力強い言葉を綴り、将来の世界タイトルマッチ挑戦へ並々ならぬ意気込みを示している。
構成●THE DIGEST編集部
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