ラグビーワールドカップ（W杯）フランス大会2023は現地時間９月28日（日本時間29日早朝）、予選ラウンドD組の日本代表対サモア代表がスタジアム・ド・トゥールーズで行なわれ、日本が28-22で勝利を収めた。日本は２勝１敗としている。

【PHOTO】ラグビーW杯の主役候補を大特集!! 世界に名を馳せるトッププレーヤー30選！ 　決勝トーナメント進出へ負けられない両チーム。互いに１勝１敗で迎えた一戦は日本が先手を奪う。13分、レメキ ロマノラバのゲインを起点に、連続攻撃からフランカーのピーター・ラブスカフニがトライ。スタンドオフの松田力也のゴールも決まって７-０と先制する。

　25分にペナルティゴールを許すが、すぐさま松田がPGで取り返す。そして、31分には左サイドへの展開から大外で待ち構えていたフランカーのリーチ マイケルがトライ。松田のキックも決まり、17-３とリードを広げた。前半は終了間際にトライを返され、17-８の９点リードで折り返した。

　後半立ち上がり、日本は敵陣へ押し込むと、９分にドライビングモールから姫野和樹がトライで追加点。22-８と14点差とする。さらに同16分に松田のPGが決まり、25-８とサモアを突き放した。

　しかしサモアは後半26分、ダンカン・パイアアウアが左中間へトライ。ゴールも決まってその差を10点とする。

　日本は同35分に松田のPGで28-15と再び点差を広げるが、サモアは同38分にトライを返し、ゴールも決まり28-22と６点差に詰め寄る。

　結局試合は28-22でノーサイド。日本が勝利を収め、前回大会に続く決勝トーナメント進出へ大きな１勝を挙げた。２勝１敗の日本は、現地10月８日に強豪アルゼンチンとの最終戦を迎える。

構成●THE DIGEST編集部
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