中国・杭州で開催されているアジア競技大会は10月2日、卓球の全種目が終了。日本は女子シングルスで早田ひなが準優勝、女子ダブルスで張本美和/木原美悠組が3位、女子団体では日本が準優勝となった。今大会は女子の活躍が光り、男子種目と混合ダブルスは準々決勝までに姿を消している。
【画像】日本女子卓球の新エース! 可憐にして豪快な早田ひなの厳選ショットをお届け! 今大会で輝きを放った日本女子について、卓球王国・中国のメディアであるポータルサイト『捜狐』は、今大会の結果を踏まえてパリ五輪選考レースについての独自の見解を示している。
同メディアは日本の3つの五輪出場枠を窺う候補選手として、早田ひな、平野美宇、伊藤美誠、張本美和の4名を挙げ、それぞれの現状と五輪出場の可能性について論じている。そのうち、日本代表選考ポイントで現在断トツ首位の早田については「過去2年間で、日本で最強の選手となった。ダーバン世界卓球選手権と杭州アジア競技大会での素晴らしい成績は、早田ひなの強さと競技地位を証明した」と絶賛。一方、現在2位の平野については、「彼女は想像ほど強くない。以前の試合で平野は孫穎莎(今アジア大会の優勝者)に勝ったが、アジア大会の試合で負けたため(ラウンド16敗退)、参考にはならない」と断じた。
そして現在代表選考ポイント3位の伊藤美誠については、「海外の試合での実力はまだまだ高い。結局のところ、伊藤美誠は国内選手だけでなく、他の外国人選手と対戦しても動揺することはほとんどなく、パフォーマンスはこれまでと同様に優れている」と高評価。そのうえで、「伊藤は平野美宇を(ポイントで)超える可能性がまだある」とも言及している。
さらに、同メディアが中国の脅威として捉えているのが15歳の張本美和だ。「日本の卓球界において彼女の強さは確かに傑出している」と杭州アジア大会で中国の最強ペアを破った実力を高く評価し、「アジア競技大会では、彼女の若々しい精神性と競技状態は確かに非常に優れていた」と絶賛する。
現在、五輪選考ポイントでは、早田が700.5ポイント、平野が430ポイント、伊藤が409.5ポイントとなっており、張本は226.5ポイントと代表の座を狙うには厳しい情勢だ。しかし記事では、この4人を比較し、「早田ひな、伊藤美誠、張本美和というパリ五輪トリオが見えてきたが、張本はまだ若い選手だ。彼女がパリオリンピックに出場できれば、それは彼女の強さと日本卓球チームの信頼を証明することにもなる」と独自の見解を示している。
今後のパリ五輪選考ポイント獲得可能大会は、第6回パリオリンピック選考会(優勝時獲得ポイント:100)、2024年全日本卓球選手権大会(優勝時獲得ポイント:120)、Tリーグ 2023-2024シーズン(1勝:2点、ビクトリーマッチ1勝:1点)と予定されている。果たして、いかなる結果となるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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そして現在代表選考ポイント3位の伊藤美誠については、「海外の試合での実力はまだまだ高い。結局のところ、伊藤美誠は国内選手だけでなく、他の外国人選手と対戦しても動揺することはほとんどなく、パフォーマンスはこれまでと同様に優れている」と高評価。そのうえで、「伊藤は平野美宇を(ポイントで)超える可能性がまだある」とも言及している。
さらに、同メディアが中国の脅威として捉えているのが15歳の張本美和だ。「日本の卓球界において彼女の強さは確かに傑出している」と杭州アジア大会で中国の最強ペアを破った実力を高く評価し、「アジア競技大会では、彼女の若々しい精神性と競技状態は確かに非常に優れていた」と絶賛する。
現在、五輪選考ポイントでは、早田が700.5ポイント、平野が430ポイント、伊藤が409.5ポイントとなっており、張本は226.5ポイントと代表の座を狙うには厳しい情勢だ。しかし記事では、この4人を比較し、「早田ひな、伊藤美誠、張本美和というパリ五輪トリオが見えてきたが、張本はまだ若い選手だ。彼女がパリオリンピックに出場できれば、それは彼女の強さと日本卓球チームの信頼を証明することにもなる」と独自の見解を示している。
今後のパリ五輪選考ポイント獲得可能大会は、第6回パリオリンピック選考会(優勝時獲得ポイント:100)、2024年全日本卓球選手権大会(優勝時獲得ポイント:120)、Tリーグ 2023-2024シーズン(1勝:2点、ビクトリーマッチ1勝:1点)と予定されている。果たして、いかなる結果となるのだろうか。
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