バレーボール

石川祐希の“惜敗後の振る舞い”に海外メディアも称賛!パリ五輪出場に“赤信号”も丁寧な対応を見せる「ユウキは違う」【男子バレー】

THE DIGEST編集部

2023.10.03

エジプト戦に負けた後も、丁寧に取材に応じた石川。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 まさかの敗戦を誰よりも重く受け止め、頭の中を整理しきれない状況でも、龍神NIPPONの主将は丁寧に取材に応えている。

 パリ五輪出場権を懸けた戦い『ワールドカップバレー2023』B組が、国立代々木競技場 第一体育館で開催されている。10月1日、日本代表はフルセットの末に格下エジプトに敗れ、五輪切符獲得に赤信号が点滅した。

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 最初の2セットを楽々と取りながら、第3セットからリズムを崩し何が起きているのか理解できないまま敗北を喫した日本代表。そんななか石川祐希は、体育館から控室に戻る途中にあるミックスゾーンで、集まったメディアのために足を止め、試合中の心境や自身の考えなど丁寧に語った。
 
 この対応ぶりに海外バレーボール専門メディア『Volleyball World』は「キャプテンのユウキ。敗戦後にもかかわらずユウキ・イシカワは数十人の報道陣と向き合い、試合についての質問に応えた」とその様子を報じる。

 そして「大抵の場合は、チームのキャプテンや選手は勝利が期待された試合に負けた際はメディアのインタビューをスキップする。だがユウキは違う。インタビューは15分から30分続くこともある」と彼の振る舞いに敬意を示した。

 五輪切符獲得に期待が高まり、日本開催ということもあり、多くのメディアが集まった今大会。そんな記者のために日本代表のキャプテンは、試合後もしっかり役割を全うしている。

構成●THE DIGEST編集部

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