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バレーボール

石川祐希がエース宮浦健人と“胸ドン”!スーパーレシーブに主将は「やっぱり流れのスポーツ!」と説明【男子バレー】

THE DIGEST編集部

2023.10.09

今大会初めてスタメンを外れた石川。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

今大会初めてスタメンを外れた石川。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 国立代々木競技場 第一体育館で行なわれた『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』の男子大会。10月8日の最終日、日本代表は世界ランク2位の米国と対戦し、フルセットの末敗れたものの、強豪を苦しめた。

 両チームとも前日にパリ五輪切符を獲得していたため、この日は、控えメンバーを中心にチームを構成。第1セットを19-25で落とした日本。何としても取り返したい第2セット17-17の場面で、コートに石川祐希が送られた。

 すると、いきなりスーパーレシーブを披露し、流れを手繰り寄せたのだ。これにアメリカは思わずタイムアウトを要求。そしてタイムアウト明けに、宮浦健人がエースを決めた際、石川は吠えながら宮浦と胸ドンし、チームを鼓舞した。

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 キャプテンの熱い情熱はチームメイトにも届いたようだ。掴んだ流れを離さず、25-22でこのセットを取った。試合後の会見で、「この様な満員のなかでプレーできて、アメリカと対戦する機会もそんなに多くない。もちろん勝ちにいっていましたし、一球で勝ったり負けたりする世界なので、そこは意識しながら入ってました」とコートに入る前の心構えを口にした。
 
「今日戦っていたメンバーは吠えて流れを持ってくるキャラクターがいなかったので、僕が入って雰囲気を少しでも持ってこようかと思っていた。やっぱり流れのスポーツなので、そのプレーに乗れるかは勝敗を左右すると思うので、意識してやってみました」

 チームに流れを引き寄せた主将。そうした石川の精神的な支えもあり2セットを取ったものの、最後は力の差を見せつけられた。

取材・文●永野祐吏(THE DIGEST編集部)

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