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「最大の悪夢になる」タパレスが井上尚弥に宣戦布告!? 日本での4団体統一戦に向けて「モンスター退治に全力」と米専門メディアが注視!

THE DIGEST編集部

2023.10.14

井上(左)とタパレス(右)の4団体王座統一戦の年末開催を米メディアが報じた。写真:松尾/アフロスポーツ、Getty Images

 注目のビッグマッチに向けて対戦相手も自信満々だ。

 現地10月12日、米ボクシング専門メディア『Boxing Scene』など複数メディアの報道によると、年末の12月26日にWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)が、WBA・IBF同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)と4団体統一戦を日本開催で行なう予定だという。まだ試合会場は発表されていないが、東京での開催が有力のようだ。

 さらに13日には、同メディアのジェイク・ドノバン記者が一本の記事を配信。マーロン・タパレス陣営が「ナオヤ・イノウエにとって最大の悪夢になる準備はできている」と見逃せない反応を示した。さらにタパレス本人のコメントを紹介しつつ、現在のコンディションを独自に分析している。

 MPプロモーション社を通じて先日、31歳のフィリピン人ボクサーは不適な笑みを浮かべながら、「日本のモンスターにとって最大の悪夢となるだろう」と意気込んでいた。続けて、「普段のトレーニングが順調に進んでいるので嬉しい。スタミナ、耐久力、パンチ力、クイックネスなど、いい状態だ」と言及し、「12月までには、もっと良くなっているだろう」と自信をにじませている。
 
 そんな発言を受けて記事内では、「タパレスがモンスター退治に全力を注いでいる」と指摘。過去4度開催された日本での試合でタパレスが無敗である点にも触れながら、判定勝ちを収めた今年4月のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)戦に関しても、「これほど大きな試合はない」と高く評価している。

 これまで数々の難敵を倒し日本ボクシング界の歴史を塗り替え、世界中のボクシング関係者から強すぎるがゆえに『モンスター』と称されてきた井上。はたして、タパレス戦はどのような試合となるのか。井上陣営からはまだ何も発表されていないが、世紀の一戦に期待は膨らむばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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