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パリ五輪の出場権を懸けて男子ハンドボールの“日韓戦”が実現!「運命の一戦だ」「彼らがここで女子の借りを返す」と韓国注目

THE DIGEST編集部

2023.10.26

4戦全勝でグループステージを突破した“彗星JAPAN”。パリ五輪本大会まであと2勝だ!(C)Getty Images

4戦全勝でグループステージを突破した“彗星JAPAN”。パリ五輪本大会まであと2勝だ!(C)Getty Images

 カタールで開催されている男子ハンドボールの「パリ五輪アジア予選」。グループステージの全日程が終了し、日本は4勝全勝でグループBを首位で通過した。現地時間10月26日に行なわれる準決勝で、韓国と雌雄を決する。

 11か国で争われている今予選は、優勝チームのみが五輪本大会への出場切符を獲得でき、準優勝チームは来年春に実施される世界最終予選(3月14~17日)にエントリー。日本としてはなんとか宿敵・韓国を撃破し、カタールvsバーレーンの勝者が待つ決勝に駒を進めたいところだ。

 男子代表は五輪本大会に過去5回出場。2021年の東京五輪(全体11位)は開催国だったため予選免除となっていた。今回自力で出場権獲得となれば、実に1988年ソウル五輪以来、36年ぶりとなる。

 日本男子代表を率いるダグル・シグルドソン監督は、日本ハンドボール協会の公式HPにコメントを寄せた。韓国戦を前に「相手にとっても我々日本は厳しい相手です。フィフティーフィフティー。おそらく拮抗した試合展開になります。ディフェンスとゴールキーパーの出来。そしてシュートの精度がポイントになるでしょう」と語っている。

 韓国メディアもこの大一番に興味津々で、放送局『SPOTV News』は「パリ五輪に向けて日本が立ちはだかる。まさに運命の一戦だ」とプレビュー。「韓国と日本の過去の対戦成績は、韓国が23勝2分け3敗と大きく上回っている」としながらも、「今大会、日本はイラン、バーレーンといった中東の強豪を連破している」と警戒心を強める。
 
 先のアジア大会では、4位に終わった“彗星JAPAN”に対して韓国は2次リーグ敗退と苦杯を舐めた。さらに同大会の女子決勝で日本女子代表の“おりひめジャパン”と対戦し、19対29で敗北(日本は史上初の金メダル)。『SPOTV Now』は「アジア大会で女子チームは悔しい銀メダルに終わった。男子チームがここで日本に借りを返すはずだ」と期待を寄せた。

 なお、女子のパリ五輪アジア予選はすでに終了している。8月に開催された総当たりのリーグ戦、日本は最終戦で韓国に24対25で競り負け、2位に甘んじた。優勝した韓国がパリ行きを決め、日本は北欧3か国で行なわれる世界選手権(11月29日~12月17日)、あるいは来春の世界最終予選(4月11~14日)での出場権獲得を目ざす。

構成●THE DIGEST編集部

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