F1第19戦のメキシコ・グランプリが10月27日に開幕し、アルファタウリの角田裕毅はフリー走行2回目(FP2)で出走を果たした。
標高2000m超に所在する「アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス」が舞台という、ドライバーにとっても、車にとっても過酷な状況での週末となるが、アルファタウリはフリー走行1回目(FP1)ではレッドブル・ジュニアチームに所属するF2ドライバー、アイザック・ハジャルを起用したことで、角田は少ないセッションでの準備を強いられることとなる。
加えて、アルファタウリが角田の車のパワーユニット(PU)とギアボックスを、規定の基数を超えて交換したことで、予選でのグリッド降格により、決勝は最後尾からスタートすることがすでに確定。このような状況の中で、角田は決勝だけに集中することとなり、FP2ではロングランに焦点を当てた走行を実行した。
最多タイとなる34周回を重ね、全体12番手となる1分19秒290のベストタイムを計測した日本人ドライバーは、プレスリリース等を通して、初日のセッションを振り返るとともに、2日目以降についても言及している。
「今日はほとんどの走行プランを完遂できたので、とても満足しています。幾つかのパーツを交換したため、日曜日はグリッドの後ろからスタートすることになります。そのため、今日は主にロングランでのパフォーマンスに焦点を当てました。車のバランスに少し異常があり、予想外の問題に苦しんだので、今夜はそれを確認します。明日も改善できる点が幾つかありますが、多くのデータを収集したので、上手くまとめ上げていきます」
またF1公式サイト『F1.com』に対しては、「モンツァで交換した新しいエンジンがダメになったので、(規定以上の)新しいエンジンを使う必要があり、メキシコはそのための最適のタイミングでした。レースに向けて戦略が重要になるため、主にロングランに焦点を当てています」と明かし、FP1でハジャルに走行機会を譲ったことについても、以下のように語った。
「FP1で若手ドライバーにステアリングを譲ったのは、昨季も経験しており、これが初めてのことではないので、全く問題ありません。FP2では予想外の問題が幾つかありましたが、事前に用意していたプランについては、ほぼクリアできました」
チームは、ダニエル・リカルドがFP1で8番手(ハジャルは17番手)、FP2では6番手という好位置につけたこともあり、「力強いフィニッシュ」「ダニエルとユウキは堅実な走りで、チームを楽観的にさせた」とSNSでポジティブな投稿を繰り返したが、チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エッドルズは、角田のFP2を「車の感触を掴むのに時間がかかったが、ソフトタイヤのショートランを行なう時点で、彼は準備ができていた」と振り返っている。
標高2000m超に所在する「アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲス」が舞台という、ドライバーにとっても、車にとっても過酷な状況での週末となるが、アルファタウリはフリー走行1回目(FP1)ではレッドブル・ジュニアチームに所属するF2ドライバー、アイザック・ハジャルを起用したことで、角田は少ないセッションでの準備を強いられることとなる。
加えて、アルファタウリが角田の車のパワーユニット(PU)とギアボックスを、規定の基数を超えて交換したことで、予選でのグリッド降格により、決勝は最後尾からスタートすることがすでに確定。このような状況の中で、角田は決勝だけに集中することとなり、FP2ではロングランに焦点を当てた走行を実行した。
最多タイとなる34周回を重ね、全体12番手となる1分19秒290のベストタイムを計測した日本人ドライバーは、プレスリリース等を通して、初日のセッションを振り返るとともに、2日目以降についても言及している。
「今日はほとんどの走行プランを完遂できたので、とても満足しています。幾つかのパーツを交換したため、日曜日はグリッドの後ろからスタートすることになります。そのため、今日は主にロングランでのパフォーマンスに焦点を当てました。車のバランスに少し異常があり、予想外の問題に苦しんだので、今夜はそれを確認します。明日も改善できる点が幾つかありますが、多くのデータを収集したので、上手くまとめ上げていきます」
またF1公式サイト『F1.com』に対しては、「モンツァで交換した新しいエンジンがダメになったので、(規定以上の)新しいエンジンを使う必要があり、メキシコはそのための最適のタイミングでした。レースに向けて戦略が重要になるため、主にロングランに焦点を当てています」と明かし、FP1でハジャルに走行機会を譲ったことについても、以下のように語った。
「FP1で若手ドライバーにステアリングを譲ったのは、昨季も経験しており、これが初めてのことではないので、全く問題ありません。FP2では予想外の問題が幾つかありましたが、事前に用意していたプランについては、ほぼクリアできました」
チームは、ダニエル・リカルドがFP1で8番手(ハジャルは17番手)、FP2では6番手という好位置につけたこともあり、「力強いフィニッシュ」「ダニエルとユウキは堅実な走りで、チームを楽観的にさせた」とSNSでポジティブな投稿を繰り返したが、チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エッドルズは、角田のFP2を「車の感触を掴むのに時間がかかったが、ソフトタイヤのショートランを行なう時点で、彼は準備ができていた」と振り返っている。
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