10月30日、ドイツで『卓球 WTTチャンピオンズフランクフルト』の女子シングルス１回戦が行なわれた。張本美和（木下アカデミー）は平野美宇（木下グループ）をゲームカウント３－１（7-11/11-8/13-11/11-7）で下し、初戦を突破した。
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　15歳の張本と23歳の平野の日本人対決。天才中学生が大先輩に食らいついた。張本はいきなり第１ゲームを落としたものの、その後は完全に自分のペースに。第２ゲーム以降はスピードのあるチキータや、力強いサーブなどを炸裂させ、平野から３ゲームを連続で奪ってみせた。

　そんな張本の快進撃は、卓球王国の中国でも連日のように報道されている。中国メディア『捜狐』は、「張本美和が平野美宇を３－１で撃破して絶叫！ 大番狂わせを巻き起こした」と題した記事を掲載し、15歳に高い関心を示した。

　まず、同メディアは「スポーツの世界は、年齢が全てではない」としたうえで、張本と平野の年齢差に注目。「若き張本美和は、並外れた強さを発揮してライバルの平野美宇に衝撃を与えるとともに、人々を驚かせた」と伝えている。

　続けて同メディアは、張本のこれまでを振り返った。
  「15歳の張本美和は、卓球界の新星として台頭してきた。若い年齢にもかかわらず、彼女はすでに伊藤美誠、平野美宇、石川佳純などの強者を倒している。彼女の成長は驚異的であるだけでなく、エキサイティングでもある」

　最後に同メディアは、「この試合結果は、スポーツに年齢は関係なく、強さと忍耐力が成功の鍵であるということを教えてくれた」と見解を述べたうえで、「張本美和が今後どのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみにしている」と締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部

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