専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
マラソン・駅伝

アナウンサー志望の青学大・田中悠登が“華麗なスパート”で2位を死守!苦しいレースの原動力は?【全日本大学駅伝】

THE DIGEST編集部

2023.11.06

アナウンサー志望の田中が全日本大学駅伝の8区で2位を死守する走りを見せた。(C)JMPA

アナウンサー志望の田中が全日本大学駅伝の8区で2位を死守する走りを見せた。(C)JMPA

 11月5日に名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮/8区間106.8キロで開催された『全日本大学駅伝』では、駒澤大が1区から圧倒的な力を示し、完全優勝で4連覇を達成。その裏で行なわれた2位争いは、最後の最後まで目が離せない熾烈な展開が繰り広げられた。

【動画】熾烈な2位争いを制したのは青学大の田中

 トップの駒澤大が通過してから2分49秒後、最後の中継所に現れたのは青山学院大だ。2位の青学大を追うように、その8秒後には中央大、さらにその1秒後には國學院大の襷がアンカーに繋がった。

 國學院大の主将・伊地知賢造(4年)が前を引っ張る形で、中央大の阿部陽樹(3年)と共に青学大の田中悠登(3年)を追った。15キロ過ぎにその背中を捉えると、3人は幾度も仕掛け合った。最後は意地と意地がぶつかり合うデッドヒート。ラスト700メートルあたりで、田中はサングラスを外すとギアを入れ替え、華麗なスパートで2人を突き放し、真っ先にゴールへ駆け込んだ。
 
 選手としても一流の田中は、実はアナウンサー志望を公言しており、日々SNSを活用して、その力をアピールしている。スーツ姿で『NNN 中町2丁目ニュース』という動画を配信している彼は、激闘から一夜明け「自分らしさ全開のレースができました。苦しい時は『さあ、ここで青山学院の田中が前に出たぁ~』と心の中で自分自身を実況して奮い立たせてました。笑」と自身のXで明かしている。

 最後には「2位で終わるチームじゃありません。箱根駅伝は優勝します」と目標を掲げたうえで、「沢山の応援ありがとうございました!」とファンに感謝した。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「選手の邪魔するなよ!」近すぎるバイクカメラに中央大選手が“ジェスチャー”で訴え!「何かが起こってからでは遅いんよ」【全日本大学駅伝】
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号