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モータースポーツ

角田裕毅、初走行のラスベガスGPへ「バクーに似ている」と楽観的! ラスト2戦でウィリアムズとの7ポイント差を逆転できるか

THE DIGEST編集部

2023.11.16

アメリカ大陸での3連戦で計10ポイントを獲得した角田。ウィリアムズとの差をさらに縮められるか。(C) Getty Images

アメリカ大陸での3連戦で計10ポイントを獲得した角田。ウィリアムズとの差をさらに縮められるか。(C) Getty Images

 F1は今週末、第22戦のラスベガス・グランプリが開催される。世界最高峰レースが41年ぶりに帰ってきた世界有数の観光都市での、直線を繋ぎ合わせたようなストリート・サーキットで行なわれるレースに向けて、アルファタウリの角田裕毅が意気込み等を語っている。

【動画】角田裕毅が最後方から9位と健闘!ブラジルGP決勝レース
 北中南米での3連戦では、アメリカGPとブラジルGPでそれぞれ5ポイントずつ獲得し、メキシコGPでも快走を見せた角田。チームのプレスリリース等を通して、「直近の3レースは本当に良かったです。チームとしても、それぞれでポイントを獲得して、現在は勢いがあります。(チャンピオンシップ7位の)ウィリアムズとの差(7ポイント)がどれだけ縮まったかを見るのは、とてもポジティブです」と振り返り、ラスベガスGPに向けて以下のように続けた。

「オースティンで持ち込んだアップグレードの多くは、我々にさらなる自信とペースをもたらしました。正直言って、ブラジルでのようなパフォーマンスを発揮できるとは予想していませんでした。そして今、そのポジティブな感覚を次の2レースに持ち込み、積極的に戦って、チャンピオンシップで7位となるための、十分なポイントを獲得する必要があります」

 新たな市街地コースについては、「シミュレーターで走行しましたが、非常に速く、非常に長いストレートがあります。ほとんどのコーナーは低速なので、強いブレーキングが必要になります」と特徴を挙げ、「これまで、長いストレートがあるサーキットでは苦労することが多かったです」としながらも、日本人ドライバーはレースに明るい展望を示している。

「ポジティブな点として、我々が常に良いパフォーマンスを発揮できるバクー(アゼルバイジャン)と似た特性を持っているように感じます。僕は楽観的ですが、チャンピオンシップを考えれば、ウィリアムズもこのタイプのコースには強いことが予想できるので、我々は一生懸命戦い、彼らを上回ることを目指します」
 
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